| 2006年09月30日(土) |
斜め読み読書・今月の岩波新書 |
「ブランドの条件」山田登世子 岩波新書1034 「格差社会 何が問題なのか」橘木俊詔 岩波新書 1033
他にもインフルエンザやマンションの地震対策、ラグビーなど豊富な分野で 新刊が出ていますが私が読むとしたら、この2冊。 格差社会で貧困層が増えてきたとありながら、日本ではブランド物が売れ続けているという状態って不思議よね。 いや、以前書いた日記のように、爪に火をともすようにして生活しながらも、 ブランド物や贅沢品を購入している人がいるのかもしれないけど。 豊かに見えた時代に覚えた贅沢をやめることができない人が多いとしたら怖い。 しかし、武士は喰わなねど高楊枝ってな言葉もあるし、伊達に見せることは大切な砦なのかもしれない。 知人に年収とほぼ同じ価格の外国産の自動車に乗ってる人もいる。ちょっとどころでなく引く。 この手の車に乗る輩で好ましい人を見たことがないからだ。残念!
こちらも書評などでしか目にしてないけど、中村うさぎの買い物に関する本で ブランド物を買った時の高揚感がただならないものだったと書いてあり、 彼女ほど突き抜けなくても、「ブランドの条件」にかかれているような、 高級品を手に入れることはかなり、特別な気分にさせてくれる手段なのだろうということが伺える。 私自身、ストレスがたまっている時、買い物をするとスカっとするしな。 (買い物といっても、漫画とか分相応な衣類です)
分不相応な商品を購入した時に感じる高揚感を得たい、と思うその状態。 はひょっとして、格差社会が進めば進むほど広がるのかもしれないと恐ろしい。 そうはいっても高給車に乗ったり、高額商品を買うのは、まだ生活が成り立っているからなのでしょうけど。
でも「格差社会」の最初に出てくる「絶対貧困」層ではもちろんそんなブランド物などは無縁の状態で、 こうして本を読んだり、パソコンを使ってこんな日記書いてる私には、 その層がどんな状態かはきちんと把握できていない。 まさに、何が問題なのかすらわかっていない私には最適な本だろう。 各グラフや用語などがわかりやすく説明されていて、参考になりそうです。 世帯類型別貧困層で、母子家庭と高齢者世帯の貧困が深刻なのがわかる。 離婚率が高くなっている昨今、母子家庭が増えるということで、そして貧困層が増えるということです。 そしてその家庭の子どもは教育もままならないかもしれないということ。 本当になんとかしないと。
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