中島 京子 講談社 2005年
今期はテレビドラマで見たいものが目白押し(昨日の日記参) しかも昼の帯ドラマを現在2本録画という有様で、追いかけるのが大変。 つまり〜本がなかなか読めません。 この本も去年からずっと読みたかったのですが、喫茶店2回で読みました。(自宅だと他の事をしだすのでなかなか読めない)
映画や舞台などでも、現在と過去を行き来して、物語が進むという手法は多々存在します。 ついでに主人公たちの出自を探ったり、探し物をしたりとミステリー仕立てになってることも多い。 さらに、これは実在した人物をもとにしたフィクションで歴史も楽しめるので幾重にも楽しみがあります。
イギリスから来た倍以上年上の女性に心惹かれていく日本の若者の心の軌跡、生きてきた歴史がいいのです。 恋愛ももちろんいいのですが、彼の生きてきた歴史背景とか、外国文化に触れて、どう感じて生きたかなども興味深いのです。
そしていろんな女性が、母親が出て来るのも面白い。 女とは母親とはと区切られるものなのか、どうなのか。 本当に幾重にも楽しめました。
現代の主人公たちの描写や思いなども面白くて笑えました。 劇画作家であるという女主人公の仕事風景などもリアルです。
この物語のモデルとなった方たちの写真や詳しい情報もネットでサクっと検索。 やっぱり小説だからこそ美しいと思いました。あは。
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