| 2005年11月23日(水) |
読書「人はあなたの顔をどう見ているか」 |
石井 政之著 ちくまプリマー新書 2005年
自分の顔が好きな人っているのだろうか? ナルシストは別としても、自分の顔に満足・肯定してる人は少ないのではないかと思う。 それは美人でもそうでない人もそんなに変わらないのだと想像する。 綺麗な人でも整形をする人がいると聞くしね。 ニュース内のドキュメンタリーなどでも、別にいじらなくてもいいじゃないという人が整形を受けていたりしたのも見たし。
私から見て、十分美人、綺麗な人が、自分の顔が嫌いで、綺麗だと思ってないという事も知っている。 なんと贅沢な話しかと思う。 こういう事は自分の満足度で決まるから、他人の基準や価値観などは全く関係ないから仕方ないのだけど。 私も美人の母や叔母たちに囲まれて、随分と容姿にはコンプレックスがありましたが 自分の顔が気に入らないのは自分だけで、周囲の人は全然気にしていない。 そして気に入らない私の顔を好きだという人もいるのです。それは新鮮な驚きでした。
洋服でも必ずしも好きなものが自分に似合うとは限らず、 自分があまり好きでないタイプの服が似合っていまい、少し寂しいけど 着ているうちに好みでない洋服も好きになってくる。そんな感じかもしれない。
この本は著者が顔に特長をもっているため、それによって被る苦痛などを 世間一般の容姿に恵まれなかった人に向けて書いているので 世間から見た自分という視点に集約される。 所謂、人間は顔じゃないよ、心だよ、というお為ごかしでない事、 でも相変わらず、世間、大人達は誤魔化しているということを書いているのは やはり大事なことななのかもしれないけど。 他人の評価より、自分の評価にむかっている人にはあまり関係のない本だった気がします。
世の中は、ますます若さ、美しさに固執して、目に見えないものを大切にしなくなっているので こういう本が出てくることになるような気もします。 容姿に限らず、すべては、自分が良いと思えれば、それでいいんだという事なんですが それが難しいのですな。折り合いをつける、足ることを知るということですが お金と暇がある人には、馬の耳に念仏でしょうし、私自身、余裕があったら エステとかはいってみたいです(笑)
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