| 2005年09月19日(月) |
漫画「夕凪の町 桜の国」 |
こうの史代 双葉社
ちょっと前から話題になっていて、気になっていてついに読みました。 いくつかの書評のとおりでした。 〜わかっているのは「死ねばいい」と誰かに 思われたということ〜 ああそういう事なんだと思いました。 そして生き延びた人の生きていくことと幸せに感じることへの罪悪ということも。 静かさが、余計に胸が張り裂けそうな読書体験です。
--------------------- 「死ねばいい」とはバラエティ番組でよく耳にします。 一瞬ドキっとしたのに、そのバラエティ自体は嫌いじゃないのですが その言葉にはなかなか慣れません。 そんな軽く使っていいのかな、とどうしてもストッパーがかかってしまうのです。
---------------------- あとがきに作者さんが書いていた「広島と長崎以外の人は原爆の惨禍について本当に知らない」という事。 知っている、とは私もいえないけど、きっと作者さんがいうような意味で知らないことはないと思う。 なぜなら、私は修学旅行で中学は広島。高校は長崎と行きまして、それぞれみっちり学習したし、資料館ももちろん行きました。 そして小学校に入って、学級文庫には何故か「裸足のゲン」があったり、別の学年になっても担任の先生が原爆の写真集を使った授業をしてくれたのです。 何故だかそういうめぐり合わせだったので、でもそれが普通だと思い、他の人もそういう教育を受けていると思っていた。 でも違うんだろうな、と今では思う。 ありがたい事だったと今は思っています。 学校も先生も全く好きでなかったけど、学校に行かなくては知りえなかった事なので。
今は、学校でどうしているのでしょうか?
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