| 2004年09月17日(金) |
読書「二十世紀を変えた女たち」 |
キュリー夫人…シャネル…ボーヴォワール…シモーヌ・ヴェイユ 安達正勝 白水社
勇気と感謝の1冊。 彼女たちが何者か多くの人が知っているだろう。 彼女たちの経歴、功績。 でも、それらがどんな歴史背景で、どんな環境で世に出ていったのかは詳しくは知らない。 この本は彼女たちの非凡で数奇な運命を、女性の歴史を照らし合わせながら、やさしく書いてくれています。
今、私が働いているのも。 動きやすい洋服を着ているのも。 本を読んだり、学校を出たのも。 自由にどこかへ行けるのも。 何もかもが先人が道を切り開いてくれたからなんだなあ。 過去の女性がタブーに挑戦し、それまでの常識に異を唱え、 超人的な活躍をこなしたからこそ、平凡な今の女性もあとに続けるのだと思えました。
何時の世も、当たり前、と思っていることに疑問を持ち、行動して、自分の考えを貫くことは 想像を絶する苦痛を伴います。 彼女たちはよきパートナーに恵まれた側面もあるのでしょうけど。 そのパートナーたちとも、お別れがあったり、哀しみを感じることもあったのでしょう。
東洋の島国に住む、平凡な私ですが、この本を読んで 今、自分が享受している当たり前の生活を改めて感謝する気持ちになるのです。 私もくじけないで、私なりにがんばらなくちゃ。
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