| 2004年04月02日(金) |
東宝版「エリザベート」山口編 |
ついに、やっと東宝版「エリザベート」を見てまいりました。 あまりにも待ち望んでいたため、この日が来るのが実感わかないというか現実味がない。 「私は今日、今から見られるのね」とやたら楽しみというか待ちすぎると ろくでも無い結果を迎えるのが、演劇に限らず日常よく見られる事なのですが 結果としては、すっごく楽しめました!ますます「エリザベート」が好きになりましたよ。
過去には宝塚版しか見たことないのですが、どうしてもそれと比べてしまうけど 「別物」とうわさされていた通り、次元が違うものとして楽しみ方はそれぞれで だから、どうということはなかった。
あえていうなら、宝塚版は「すみれコード」にひっかかるものはまったく削除あるいはソフトに置き換えて 実に美しいロマンチックな物語に仕上げられている。やはり少女漫画のように美しい世界。 東宝版はもっと現実的で、清濁併せ持った生な部分が生かされて太くなっているなあと。 男女のアンサンブルの迫力はやっぱり叶わないかな。「ミルク」の場面は一緒になって歌いたかったよ(笑)
東宝版を見る前から期待しすぎていたのは「Teatre cafe」さんの紹介を読んでいたからなんですが 今回から振りつけや美術が変わってしまって、また違ったものになっていて少し残念。 それでも、もちろん楽しめましたけど。でも電飾使いには首傾げ。いいのか悪いのか判断もつかない(笑)
「エリザベート」という物語自体は宝塚版を見た時に日記でさんざん書いているので 今更書くこと無いけど、冒頭のルキーニの首吊り、棺おけの使い方、マダム・ヴォルフの場面、 ナチス・ドイツの影、長女の死や親族の不幸など初めて見る場面や歌がたくさんありました。 同じ場面でも、歌詞も違っていて、例えばフランツとエリザベートが結婚生活について 語り合う場面などは、ここから二人が完璧にスレ違っていることがよくわかる。 この2人の考え方の違いがクッキリ出すことから、この王家の悲劇が連なりがスムースになっているなと思えました。
それにしても、若いっていいけど、辛いなあ、なんて思ったり・・・ でも周囲が止められるものでもないのね。やっぱ歴史にたらればはないのねえ・・としみじみしました。 歴史に疎いので素直な疑問なんだけど、フランツがエリザベートと結婚しなかったらハプスブルグは続いたのかな・・ でも、時代の流れとか見たら、そういうものでもないんじゃないよねえ。
お待ちかねのキャストについて
山口トートは当然歌がうまかった。でもまったく動いてない!(笑)まったくとかいうな?腕は動いてる・・動かしすぎ?(笑) でも本当に動きがない。ルドルフを狩るシーンも、途中からトートダンサーズに加わるダンス(?)があるんだけど 悪いけど「どっすん・どっすん」と擬音を入れたくなるくらいでした(^^;)※私は山口祐一郎さん好きですよ・・一応書いておきます。 一緒に見た友人も大の山口贔屓なのですが、一緒になって言ってしまっていました。ごめん。 あと、席が遠いからかもしれないけど、衣装のせいかめっちゃ胴が太くみえて・・背が高く見えない(泣) なんで〜?と思いつつ見る。人形劇の人形の洋服に見えるよ・・・。(デザインではなく形状が・・) そんなに太くないよねえ・・あれ?あれ?という感じでした。 だからってダメだとは思わないけど、でも私が好きなトートではないなあ、と少し残念。 祐一郎さんは好きだからいいけどさ・・いいのか?
一路さんは流石に少女時代は厳しい・・が年を経るにつれてはいいですね(当たり前) ドレス姿よりも意外とシンプルな体操するときに着用する衣装とか綺麗だったなあと 男性と合わせて歌うのは、宝塚と比べて自然な音域で歌えるということなんだなあと思った。
ルドルフ浦井くん・・今回のキャスト替えでとっても嬉しかったのはルドルフ。 伝説の井上ルドルフが見られないのは残念だけど、浦井くんが出るのなら全然OK! あんまり記憶にないけど、仮面ライダークウガのラスボスで、その後ヒーロー物に出演した人々で 組んだユニットの舞台を見て立ち姿や演技やダンスがとても印象的で、 しかも背もスラリと高く、お顔も端整で、どんなルドルフになるのかしら?と期待度大。
そして期待以上だったです。素敵なプリンスでしたのよ。眉毛と目の間がとっても狭くていらっしゃって 日本人離れしているので、異国のプリンスに見えましてよ。手の振り方もノーブルでしたし・・。 トートダンサーズに翻弄されっぷりも、それは耽美でいたいけでしたし・・いいもの見せてもらいました。 課題だと思われていた歌もかなりよくなっているご様子です。
という感じでかなりハマりましたよ。4/4に続く
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