| 2003年04月12日(土) |
読書「00年代の格差ゲーム」 |
「00年代の格差ゲーム」佐藤俊樹 中央公論社
「ぷちナショナリズム症候群」を恐ろしい本だと書いて、また詳しく書きたいと思いながら果たせずにいるけどそのうち、この本に出会った。この方の前著作「不平等社会日本-さよなら総中流-」があってこの本があるようだからこれも読んでみたいが、取りあえずこれ。2000年からの時事問題も挙がっているので前森首相とか小泉内閣が支持率80%越えの頃が出てきて、「ああなんだか懐かしい」と思ってしまいました。 そんなに時間は経っていないのに、相変わらず濁流に飲み込まれるように歴史に追いたてられているのでそんな感覚になってしまうのだろう。
「ぷちナショ・・」を恐ろしいとちょっといい過ぎな表現で書いたけど、その導入部のスタイルから着地点の階層話が「ここに来るのか!」という意外性のせいです。(というか私が単に予想していなかっただけ) 「00年代の・・」や「不平等社会」という本はストレートで「こういう本です!」とお知らせしてくれているのでそれほど意外性はない。でもより「階層」「不平等」を軸に今の状況が読める仕組みになっています。
こんな本を読まなくても、私のような遊び人ですら気配を察しているのだから、皆感じているのだとは思いますが、思うことと、書くこと、その書いたものが本となって出まわることが全然違いますので思っているだけの人は読むといいかもしれません。 ところどころ馴染めない図表が出て来たり、現代思想の引用がありますがp74の 「まじめに努力せよ、というのが「機会にの平等」のいちばん大切な精神なんだから」と書かれているのを忘れなかったらとりあえず読み進めそうです。
---------------------------------- ニュース見ていたら・・・ 尾崎豊の歌が高校の教科書入りだとか、確かプチナショナリズムには尾崎さんの歌について取り上げられているのだけど今の若者はほとんど知らないのだとか・・ ズレてる・・いいのか。昔こういう歌があってねえ〜なのか? というか知らないのか〜う〜ん。
豪華客船ダイヤモンドプリンセス。そうくるとどうしても小公女を思い出すな。
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