年末に録画していた映画「エマ」を見る。 予想以上に面白かった。グィネス・パルトロウも世間知らずでわがままな上流階級の娘をチャーミングに演じていたし、それぞれの役の人もぴったりでした。 この映画の一番よいところはやっぱり映像ですね。ドレスや丁度やイギリスのハイベリーの風景。画面が美しく見ごたえ充分でした。 物語はオースティンの原作らしく、クセのある人物や会話が溢れていてあっという間にラストまで見てしまった。 「高慢と偏見」でもそうだったように、このお話でもテーマは幸福な結婚なんだろうけど 女性の幸福がそれしかない時代だから当然といえば当然。 階級社会、家柄など当時の人々の置かれている立場などわかりやすくなっている。 現代とは比べ物にはならないしがらみとかあるんだけどそれでも現代でもそう変わっていないような気もする。 それにしてもエマをはじめ、困ったちゃんばかり出てくる話です。 エマは人の運命をもてあそぶようなことばかりするし、でしゃばり。 エマにもてあそばれるハリエットも考えなしだし(最後は正気に戻った) ウェストン(名前適当)は見るからに調子よさそう。エマにいいよって振られてさっさとヘンテコな女と結婚するんだけど その夫人がかな〜り自己顕示欲のキツイ、性格悪い人だし。 ミス・ベイツはすっとんきょうにしゃべって周囲を引かせているし(エマにやっつけられたときはかわいそうだったけど) 本当に個性的なんだけどどこにでもいる面々なんですね。 そして自分にも当てはまるところもありありで、オースティンは誰もが持ついろんな癖をそれぞれキャラクターにして描いているね。 ラストはキレイなハッピーエンドなので安心して見られます。
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