| 2002年09月04日(水) |
星の数だけある常識・・・ |
昔、湯豆腐を作って(作ったというほどのものでもないよね)友人たちと 食べたときに驚いたことがある。 私は豆腐をつける出汁を一応作ってみんなに出したのだが その出汁を見て、みんな「知らなかった」というのです。
出汁は、ダシと醤油とかつお節とみりんを適当に混ぜたもので これは我が家では普通に食卓に上っていたものであります。 子どもの頃は今一好きでなかったけど、大人になるにつれて 豆腐もその出汁も好きになったので、湯豆腐すると必ず作っていました。
でも友人たちはそんな出汁で食べたことないという。 ポン酢で食べているというのでありました。 そうか、我が家ではポン酢で鍋物といえば水たきというイメージだ。 幸いなことに友人たちは私の作った出汁を気に入ってくれてよかったんだけど。
大人になって一人暮らしして、いろんな人と会って、ちょっと突っ込んだ話とかすると 自分の今までの当たり前が当たり前でないことに気付くことが増えた。 今もずっと毎日出会い続ける。 「当たり前」が一緒だと親密になり、違っていてお互いに譲れないと揉めたり、疎遠になったりする。 ありとあらゆることで、人の数だけいろんな「当たり前」があるんだよね。 なんだかわけわからないまま終わる(笑)
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