ねぎぼう業務日報

2004年12月23日(木) 怪人や怪物にだって命はあるもん!

例年にない早い時期に年賀状もほぼ仕上がり、今日は先日買った
レンタル落ちビデオで「怪人に花束を」を3度見てしまいました。
運悪くテープは若干痛んでいましたが、新米戦士・舞が傭兵となった
異次元人に対して、まっすぐ心をぶつけていく様は何度見ても
感じ入るものがあります。
実はこのときの脚本が手に入らないものかと思っているのですが・・・
シナリオタイトルは「小娘じゃないモン!」だったらしいです。
これがそのままで、稲葉実さんのナレーターで
「♪ジャガジャッ、ジャガジャッ、ジャガジャッ、ジャガジャッジャッ
『小娘じゃないモン!』・・・」
なんてやってたらかなり腰砕けだったと思いますが・・・

今日は東映特撮BBで見たものも、ゴーグルファイブの最終編・
メタルダーのベンK編と「敵に心を通わそうとする」話が
多かったです。

ゴーグルファイブでは、未来科学研究所爆破のあおりで傷ついた
デスギラー将軍を「今までに奪っていった多くの命の重さを
知ってもらうため」あえて手当てしたものの、やはりその思いは
通じず、コングに乗り込んだデスギラーを銀河斬り。
後々だと、もう少し違う展開もありえるのでしょう。

人間であるベンKに対しては、自省回路の作用で「必殺技で
とどめはささない」という設定が登場しました。
ただその設定がうやむやになるきっかけとなった「対ヒドーマン戦」で、
命を懸けてメタルダーの助太刀をしたのがこのベンKというのが、
何か意図するものがあったということでしょうか・・・

不思議だったのが、ビーファイターの最終決戦シリーズで
今まで敵として戦っていたはずの「ヒドラ」や「ジェラ」が
傷つき、息絶えそうになると抱き起こして「しっかりしろ!」と
言うのも不思議な話。デスギラーの時は「敵だからほうっておけ」
というものもいましたが、ビーファイターにそういう台詞はく人
なし。ジェラも母星が滅ぼされてジャマールに加わった「ゴズマ」
的な戦士なのですね。

そういえば、クウガはそういう部分については見事になかった
ですね・・・ 未確認はあくまで「殺戮のみの生命体」を
最後まで通しましたから。


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