ねぎぼう業務日報

2004年05月21日(金) リメークは下手にしないほうがいいかも・・・

一度は観たいと思っていたところ、やってくれました、
東映特撮BB。
「星雲仮面マシンマン」配信開始です。初回は1〜3話。

マシンマンといえば
「敵を倒さず、カタルシスウェーブで改心させる」という
ところがツボなのですが、
1話ではロボットである「ドリル男」を爆破のみ、
2話以降に「子供アレルギーのために、子供を苦しめることで
症状を抑えることができる」プロフェッサーKのテンタクルに
利用された人間を改心させるという展開になります。

3話では、息子の手術代を稼ぐためにアイドルの襲撃に
手を染めるオヤジの話が出てきますが、
「犯罪ヘルメットで操られていたから、無罪だ」って、
お金につられて犯罪ヘルメットかぶるのは残念ながら
「有罪」でしょう。情状酌量でひょっとしたら執行猶予は
つく可能性がないとはいえませんが・・・

2話はお金につられて子供を誘拐して泣かせる人なので、
カタルシスウェーブは必要かと思いますが、3話は
犯罪ヘルメットでの凶暴化が解除されたら、別に
カタルシスウェーブはいらないのかもしれません。
3話の時点でこういうエピソードをやるのは早すぎる
ような気がしますし、「カタルシスウェーブの必然性」が
いまいち弱くなるような・・・

なんにせよ「罪を犯したら改心のみならず贖罪も必要」なので、
あんまり細かくドラマを描きすぎるとすごく重くなる可能性の
ある設定だけに、そこは「罪を憎んで人を憎まず」ということと
して、メインは「マシンマンの活躍」におくということで
いいのかもしれません。
「ヘタレ高瀬健とおてんばカメラマン葉山真紀の
どたばたコメディ」もいい味を出しています。

東映特撮BB、グッジョブです。


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