z e r o

2006年06月09日(金) ラストからはじまる

あの後、話し合うことになり。
「別れる」ってことになった。
キャッツは「嫌だ」ってずっと言ってて。
でもあたしがもうすごい冷めてて、どうしようもなくて。
最後にキャッツも同意してくれた。
そして、キャッツの家にある荷物を全部まとめてた。

その時だった。
「どうやって忘れればいいんだよ…!」ってキャッツが今までに見たこともない辛そうな顔で、泣きそうなか細い声で言ってた。
その後ももう一回話し合い。
結局、別れないことになった。

でもその後、ほとんど連絡もとらない日が1週間くらい続き。

耐えられなくなったあたしがキャッツに連絡をとって、会うことになった。
そのときに、キャッツの方から別れ話を切り出され。
あたしは、「わかった」って納得した。
何だろ、かっこ悪いとこ見せたくなくて。
それがキャッツなりの結論、か。って思ったら納得するしか出来なかった。

「幸せだった」
「ありがとうね」
そう、何度も繰り返して、右手薬指にはめてたペアリングをキャッツに返した。

もう一度、この前と同じように荷物をまとめ、帰ろうとしたときだった。
「また、連絡してもいい?」そう、キャッツは言った。
「あたしはもうキャッツのアドレス消すよ?」
「消すなよ・・・!」
「やだ、そんなん待つの辛いだけだもん」
何だろ、このときもまだどこかでね。
キャッツはまだあたしに未練があって引き止めてくれるって信じてた。
すごい過信だけど。笑

で、なんか忘れたけど(おい)結局別れないことになった。
それで、今に至る。

今はなんか逆にあたしが今までのキャッツみたいになって。
連絡ないと寂しくてどうしようもないし、
いつでも会ってたいし、
なんか、すごいキャッツにはまってる。超今更。笑


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