z e r o

2002年03月01日(金) 「好き」

私には好きな人がいる。

ユウ
3年の時に同じクラスになって。
3年の1学期に同じ班になった。
そして、塾が同じだった。

私には大好きな友達がいる。

サヤカ
3年の時に転校してきた美少女。
学校で話すことはあまりなかったけど。
手紙交換やメール交換をして仲良くなった。

私には今でも気になる男友達がいる。

亮介

亮介も3年の時に同じクラスになって。
1学期に同じ班になった。
塾も一緒で。
私は亮介に告白したことがある。

私の1年は。
この3人によって。
大きく大きく影響された。

今でもユウが好きだけど。
でも。
実は。

未だに、気になる亮の存在。

亮介への「好き」って気持ちは、LIKEだと98%でLOVEだと2%だけど。
だけど。
それでもその2%がすごく気になるんだ。
亮介と話してると楽しいし、安心する。
それはもちろんユウも同じ。

だけど最近。
ユウが好きだって思うけど。
けど。
「私は本当にユウが好きなのかな」って思うことがある。
ユウへの「好き」って気持ちは。
「友達」としての「好き」じゃないかなって思うことがある。
この先一緒にいたいと思うのはユウなのかなって。
疑問に思う。

自分でも思う。
それは「逃げ」だって。
だってもうユウを想っていたってこの恋が叶う事はない。
叶う事はないんだ。
だって私はユウに「友達」にしか見られてないから。

私がユウに想っている「好き」と。
ユウが私に想っている「好き」は違う。
「好き」の重さが全然違う。

どうしたらユウの1番になれる?
だけど私はもうユウの1番にはなれない。

亮介は。
「携帯買ったら電話する!!」って言ってくれた。
私はずっと待ってる。
亮介からの電話を。
なんで?ってくらい待ってる。
昔は自分から電話してた。
だけど、亮介に告ってからは…しなくなった。
出来なくなったって言った方が正しいのかな。
今でも、電話番号は覚えてるけど。
電話したくなって電話番号を押してみるけど。
最後の一桁が押せない。
“6”が押せない。

でも私には。
もう。亮介を想う資格なんてない。


   INDEX  未来 >


miki [MAIL] [BOARD]