はなび家の日常

2006年09月30日(土) 不幸中の幸い かぁ・・・

夕べのこと。

((o(б_б;)o))ドキドキしながら検問をかいくぐって帰宅した後、殿が帰宅して、晩酌を終えてそろそろ寝ようかな?と言う頃。
時刻的には日付を越えたか越えないか位の時間。

峠に走りに行っていた次男から電話。

ものすごーーーーーく暗い声で。

「お母さん、なんか骨やっちゃったみたい。痛くて腕があがらないんだよ」って。

にゃにぃぃぃぃ! 事故ったってやつですか?????

バイクは原付で、いつも峠までは友達の車に積んでもらっているので、とにかくまた積んでもらって病院へ行きたいと言う。

(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ
病院と言ったってですね、夜中ですし。

と思う間もなく、殿がメディカルセンターに問い合わせてくれて、外科の当番医がいる病院をいくつか教えてもらう。
そのうちのひとつを次男に連絡し、お互い病院へ向かうことに。

殿は翌日(=今日)仕事なので、付き添いは頼んだぞ、ってすべて任されてしまった。

手続きを済ませ診察を受ける次男。
次男が入っていった処置室に一番近いベンチに、次男の友達と座って待つ。
処置室のドアが開くたびに中を覗き込むと、しょんぼり肩を落としている次男が見える。
多分痛くて前かがみになるんだと思うんだけれど、次男が肩を落としている姿なんてそうめったに見られるもんじゃない。
友達と「なんか笑える〜〜〜」っておおはしゃぎ。
さらに、レントゲンを撮りに行くときも、車椅子に乗せられているのを見て「やだ〜〜〜 カメラ持ってくればよかった」なんて。とても事故を起こした子を心配しているようには見えない私たち。

レントゲン室へ向かった次男を見送って、はたと気が付いた。
長男が事故で運ばれた病院へついた途端、長男が折ったのと同じ箇所が痛み出した私。 さすりたいほど痛くなったのに。
今回は全然痛くない。
もしかして、ひどい打ち身だけで折れてないかも。
「右の鎖骨が痛いって言っていたなぁ」と思い、自分の右の鎖骨に触ってみると、ぼーっと熱を持っている。
左の鎖骨を触っても熱は持っていない。
きのせいかな?と思ってもう一度触ってみるけれど、結果は同じ。

次男が戻り私も呼ばれ、レントゲン写真(今はフィルムではなくてパソコンで見られちゃうんだよ)を見るなり、さっきまではしゃいでいた気分がぶっ飛んだ。

見事に右の鎖骨が二分割!
しかもそれぞれ勝手な方向を向いているし。

じゃ、右手は釣るんですか?と思うでしょう?
次男は背骨を伸ばすためのベルトってひところあったけれど、あれの簡易版のようなベルトで固定。
えらく簡単に見えるのですが・・・・ これでよいのだそうです。

あまりの痛みに無口になって、そろりそろり歩く次男を乗せて友達は一足先に家に向かってバイクを下ろしてくれました。

私は、血が下がらないように布団の頭のほうにさらに布団を折りたたんで重ねて、お医者さんに支持されたように支度をし。

着替えを手伝い、痛くてなかなか横になれない次男を助けて やっと次男を寝かせ。
私も自分の布団に入った頃には3時になっていました。

☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆

そして今日。また来るようにと言われていたので、次男を車に乗せて病院へ。
整形外科は本日の診察が午前中だけとあって、かなりの混雑振り。
気長に待つことに。

待っている途中で次男の学校の先生からお電話をいただいた。
「どんな具合ですか?来週は秋休みなので、ゆっくり休んでください」と言われた。

秋休みぃ? なんじゃそりゃ?

次男もすっかり忘れていたようなんだけれど。
来週は月火水と秋休みなんだって。

それはなんと素晴らしい。月曜日からいったいどうやって学校へ行こうか、というのは夕べのうちから話題になっていた。
今は小さなバイクで通っているけれど、電車通学に切り替えないとならない。
ところが混雑で人にぶつかったら、と思うととても心配だし。
まだ痛いから歩くのもゆっくりだし。
また駅までのバスの本数の少ないこと。
さて、どうしよう?と本気で考えていたところだったから。

次男が


「不幸中の幸いだったね♪」  と言う。


まぁ、本当にそうなんだけれど。

前日次男の授業料だって、楽勝で払えたはずなのに。夏に次男がしでかしたことでお金を使ってしまっていたので、本当にギリギリ集めて払ったばかり。
さらに今回の治療代は交通事故ということで、健康保険が使えないからものすごい金額を言われて、昨日は会計のときに気を失いそうになった。
(まぁ、いずれ殿の健康保険で治療できるように申請はするけれど)

次男にとっては不幸中の幸いかもしれないけれど。

私にとっては まさに

泣きっ面に蜂

そして 思い切り蜂と一緒に叩かれた気分です。


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