はなび家の日常

2005年10月23日(日) ラッキーボーイ

今日は朝から練習でお昼頃から試合のあるチビ。
朝起きたときからグズグズ歯切れの無い身のこなし。
こういうときは「行きたくない病」に掛かっていることが多い。
殿は今日こそは一緒に練習して、そのまま試合も観にいこうと決めていたので、サッと支度して「先に行くぞ」と出てしまった。
それでもグズグズ。パジャマのまま布団にふて座りしている。
長男がなだめたり脅したりしていると、次男も起きてきて。
「やめちゃえやめちゃえ。その代わり「やめます」って言いに行けよ」と言ってさっさとバイトに出かけてしまった。

それでもまだグズグズしているチビ。
殿も心配で電話をくれたりしているけれど、歯切れの悪さは変わらない。

理由が分からないから それだけでも言え、と長男に何度か言われてやっと口を開いたのがすでに練習開始から一時間も経った頃だった。

「いつも負けるから試合には出たくない」というのがチビの理由。

そうよねぇ、分かる気がするわ。
どうしても勝てないもんねぇ。かわいそうなくらい勝てないもんねぇ。

でも。それでもキャプテンとしてチビは堂々と試合の始まりと終わりの挨拶をしているじゃないか。私はずっとそれを立派な態度だと思ってきた。

そして、一度だけチビがキャプテンになって出なかった試合があったんだけれど、そのとき絶対に勝って欲しくなかった。
チビがいなくたって勝てるじゃんって思われたら悔しいと思っていたのだった。案の定心配することも無く負けてくれたんだけれど。

でも今日はなんか勝てそうな予感がする私。
勝てる試合のときにいなくて良いのか?

と静にチビに話して聞かせたら、やっと着替えて出かける気になってくれた。

☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆

長男も私も「試合は観にいくからね」と言ってしまった手前。約束は守らないと。

長男は初めての野球観戦となった。

相手はジュニアチーム。ジュニアといっても6年生が抜けただけのこと。
こっちもチビだけが出なければ条件は一緒という相手だった。
こっちは6年生といえばチビしかいないのだから、一人くらいじゃ変わりようもない。

さて 試合は。
1回表 相手の攻撃。
2アウトからランナーが出て2塁1累となったけれど、どうにかアウトが取れて0点に押さえる。
1回裏 こっちの攻撃。
先頭打者が出塁し、2番手が倒れた後、3番手にチビの登場。
何球目だったか、ライト方向へ大きくフライ。 アレが入っていたらなぁ、と思った次の球を見事にヒット。
打球は大きくレフト方向へ。
入るか入らないか。 そればかりが気になっていたので、ラインズマンが大きく手をグルグル回しているのが一瞬何を意味しているのか分からなかった。

ホームラン!!!!!
しかも ツーラン!!!!!

チビはどうやってダイヤモンドを走ったものか、ちょっと困り顔で照れながら一周してきた。

2回表 相手の攻撃に2点取られて同点に。

でも今日はちょっといつもと雰囲気が違った。
2回裏  下位打線から上位打線に上手く繋いで3点奪取。
5−2と突き放す。
チビは肩に力が入ってしまい、ファースト後方のフライでスリーアウト。

3回表  忘れちゃったけれど 0点に押さえた。
3回裏  なんだかあれよあれよという展開で、5点奪取。
チビも三遊間を上手く抜けるゴロを打って、また2打点。

4回表 ワイルドピッチの間に累を踏まれた、(はず)
だから 10−3.(となっていたはず)
4回裏 あと3点取ってコールドゲームとするか、1時間半の時間切れになるまであと15分。
ノーアウトのまま 2点取ったところでゲームセット。

どうやらコールドゲームとなったらしいんだけれど、それなら3点取らないとならないはずなのに。どうも解せない。

とは言え。
今年の公式戦初勝利。それは 長男の初観戦とチビのホームランから始まったのでした。

終ってみればチビは3打数2安打4得点をマークし、本日のMVPとしてホームランボール(本当にそうかは分からないけれど)をプレゼントされた。

そして 長男は監督コーチお母さん達から、「ラッキーボーイ」と賞賛されて 本日の試合は幕を閉じたのでした。


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