今日はお休み。
気合を入れてお部屋の掃除と洗濯をした。
休日の1日はあっという間だな。
家具の位置も変えてみた。
とは言え、あたしの家は狭いので、大それた模様替えは出来ない。
食器棚の位置を変えただけだったり(笑)
玄関のタタキも雑巾をかけた。
スッキリした。
台所の床を拭き掃除していたら、不意に台所に立っていた彼の広い背中を思い出した。
料理を作るのが大好きで、家に来ると座る事もせず、真っ先に台所に立って料理をする人だった。
あたしが作っている時でも、台所に椅子を持って来て座っていた。
「何で、そこにいるの?テレビ見てなよ」って言うと
「俺もなんか作りたい。この次は俺の番だからね」って言っていた。
彼がいなくなってから、あたしは何も作らなくなり、あまり食べなくなってしまった。
広い家に行きたいな。
洗濯物を干すところもない。
友達に
「彼、樹杏ちゃんの仕事を知っているの?どんな素敵な男でも頭の隅に”こいつ、風俗嬢の癖に”って思うよ」だって。
ちょっとショッキングだった。
でも仕方ない。
付き合う前から、彼はあたしの職業を知っていて、それでも、あたしを誘ったのは彼の方だ。
彼が普段、あたしに言う事は、その時によって違う
「早く辞めろ」
「嫌になったなら辞めればいい」とか
「どうせやってるなら、がっちり金を貯めろ。それから自分の好きな事をすればいい」
「お前は風俗やってるから、俺だって浮気してもいいよな」とか。
一体、どちらが彼の本音なんだろう。
がっちり金を貯めて、二人で店でもやろうかとか話をした事も合ったけど
どれが本音なのかわからない。
ただ、彼はいつも、あたしが無駄使いしないように気を使っていたし、同棲していないのに食費を出してくれたり・・・・
ただ、彼がいつも変わらないのは
「仕事で感じないでね。”劇団ひまわり”になってね!」
「客とキスなんかするなよ!」
「かっこいい客が来てもデートしないで。お前の体は俺だけの物だからね」
「仕方ないんだろうけど辛いよ」
「浮気しちゃうかも」って言いながら、未だに浮気もしない男。
「お前とじゃないとしたくないや。お前にはまったわ」って。
何が彼を変えたのか?
支離滅裂な日記。
会いたいよ。
またギュッとして欲しい・・・・