例えば、きょう。
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2004年12月06日(月) 夢の飼い主

最初聴いたときは車の中で、あんまり歌詩とか聴き取れなかった。
家に帰って部屋でも聴いたけど、ちょっとわかんなかった。
でも、聴けば聴くほど…やられたー!!ってカンジで。
かなりお気に入りになってます。
アレだよね、このCDは夢の飼い主とアルペジオがメインだよね??(違)

あたしの夢に似てた。
…とか思っちゃうのは都合よすぎ・勘違いかもしれないけど。
あたしの夢も、そう思ってたのかな。って思ったよ。

最初はただぼんやり思い浮かべてた夢。
そーなったらいいのになー…みたいな。
んで、どんどん膨らましていって、友達ともそんな話で毎日盛り上がってた。

でも、なんつーか現実みて、やっぱ無理だよ。とか思って。
今じゃどこにいるか分からない。
色も形も覚えてない。
夢。
それでもあたしの『夢』だった。

ずっとずーっと一緒にいるつもりだったけど、無理だった。
もう、半ば捨てたの。
世界をみたら『希望』と『夢』で溢れていたけど、あたしの『夢』は叶いそうにもなかった。
持ち続けることが、苦痛だった。

叶わない夢…
なんか無責任だよね。
叶わない夢なんてないとは思うよ?
でも、あたしは諦めた。

夢にすがって生活していた頃もあった。
どんなに無理だって言われても、みんなを見返してやる!!くらい思ってた。
さんざん支えてもらって、それでも離れた。

世の中の人ってどうなんだろうね。
世の中の人も、夢を諦めて、捨てて生きてきたのかな。

もう、あの頃の気持ちとか、わかんないの。
たかが2年前。
あの頃の夢に対する情熱とか、そういうのがわかんない。
あたしにとってソレは苦痛にかわってしまったから。

でもね、色も形も、抱き上げた温もりも忘れたけど、
夢に支えてもらったこと、忘れないよ。

ずっと傍にいてくれてありがとう。

今はね、手元からは未練のような紐が伸びてて、ずっと遠くに繋がってんの。
もしかするとあの懐かしい夢なのかも。
きっと想像以上にキラキラしてるんだろうなー。
もうわかんねーけど。

持っていれば、いつかまた会えるかもしれない。

でも、唄ってるでしょ?
目の前のドアの鍵を受け取れるのは手の中が空のときだけ。

あたしは、前に進むから。

それでも傍にいてくれるなら、なんて。
都合よすぎだよね。


セツカ |MAIL