例えば、きょう。
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2003年09月22日(月) 見上げてごらん、夜の星を

今日は星がキレイだった。

そう思えた自分が、少し嬉しい。

いったい、僕とあの星の距離はどれ位あるんだろ。
想像も出来ないね。
僕は頭が悪すぎて、長さの単位もわからない。
光年って、長さなの?
第一、あの星は今も存在するのかい?
もう、燃え尽きてしまっているかも。
それは少し寂しいね。

でも、今、夜空に輝くその星を『キレイ』だと思えた自分が、少し嬉しい。

いったい、僕とキミの距離はどれ位あるんだろう。
少しでも動ければ触れ合うくらい近いかな。
何億光年向こうの星より遠いかな。
よく…わからないね。
でも、これだけは言えるよ。

僕らは1つにはなれない。

きっと僕とキミは似ているけれどまったく違う人間で、
どこかで繋がりを感じながら、永遠に1つにはなれない。

だって、僕は僕。キミはキミだから。

同じ物を見て、まったく同じ感想を感じるなんてありえないだろう?
『僕が絶望を感じた場所で、キミは美しい花を見つける。』
教室で、誰かがこんな歌を唄っていたよ。
そのとうりだね。

でも、だから誰かを想いあえるじゃないか。
僕はそう思うよ。
それは、とても大切なことだと思うよ。
どんなにがんばっても、人は1人じゃ生きていけないからね。

君と1つにはなれないけれど、少しでも触れ合うことは出来そうだ。
少しでも触れ合えることが、キミの支えになると嬉しい。


見上げてごらん、夜の星を。
もしキミが星を見て、もしそれを『キレイ』だと思えたなら、
キミと僕は触れ合っているよ。

ほら、今夜も星がキレイだ。


セツカ |MAIL