発表の時には悲劇と聞いてひるんだのだけど、なかなかどうして。無駄なく非常に濃密な2時間45分。
筋としては割とありきたりな気もするし、ステファーノ、ローズ、リチャードのつつけば崩れるトライアングルの緊張感も、痒いところに手が届いてない部分もある。でも、最後の最後、二度もローズを失って心に穴を開けたまま生きて行くであろうステファーノは、さすが大空祐飛の真骨頂。ビリー(のおじいちゃん)の言葉が、組替えになるゆーひさんとダブる部分もあり、私個人的事情にもストンと落ちてきた。
『A-“R”ex』も、観劇していたのだった。出征するアレックスの衣装が、ガンダムみたいな配色、と思ったのだった。こちらの期待が空回りして、実は消化不良を起こしたゆえ、リピートしたかったのだ。(隣は寝てたし) オギーにしては冗漫なような、と思ったのだが。
明治堂のソフトクッキー