被らなくても良い火の粉は被りたくないので、今日もそんな調子で傍観していたのだけど、それでもちょっと吃驚したので、備忘録として書き留めておく。ちなみに、樹里さんのおじゃまんぼうセンサーの、独断と偏見のベルばらチャートでは、まんまと市民だったさ。一途ぢゃないから。(あれは、ジェンヌさんで市民だったらオモシロイね、ということでしょう)
まだバスがある時間だったので、帰りは駅からバスに乗った。前に並んでいた仕事帰りと思われる男性(見かけ同世代)が、荷物を置いて運転手さんのところへバスカードを買いに行った。荷物を置いていったと云うことは、その座席は既に彼が押さえたということで、後続の乗客がそこに座ることはないだろう、と私は思った。
ところがどっこい、なのである。
彼がバスカードを買っている間にバスに乗った女性(20代か30代くらいの仕事できます風)が、彼の荷物が置いてある座席に自分の荷物を置いたのだ。そして女性は座らずに立っていた。
最初は夫婦かなと思ったのだけど態度がよそよそしいし、それに男性は先にこの座席を取ったのが自分であることをさりげなく示していて、女性も自分がそこに座るのが当然といった雰囲気で、むしろ、なんで荷物をどけないの、ぐらいの勢いで。暫く無言のまま膠着状態が続く。
他に空席はあったので、彼女が運転席のほうに行った間に、彼が荷物を纏めて席を移ったけど、私には、どうして彼女がそんなに強気なのかが不思議だ。
荷物はあるけど誰も座ってないから、自分が座っても大丈夫、と思ったのかな。自分の常識が他人には通用しない、というのを思い知るそんな出来事。
それとは別に、会社のCS部門の人が、自分の常識は他人にも常識、という人の対応をしていて、とても大変そうだった。何云っても通じないみたいだ。
エリンギ茸と大葉のスパゲティとココア