日々妄想
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えーと、たまーにですね、ゲームに限らず映画とか素晴らしい作品を見終えた時に「記憶喪失になってまっさらな状態でもう一度」と思うことがあります。 私は基本ネタバレも全く気にしません。知っていても楽しめる人間です。 しかも好きな作品は何度も何度も繰り返してプレイしたり、DVDを見たりします。 先の展開がわかっているからこその安心感もあり、どこか冷静な部分を残しストーリーだけを追うのではなくて、そこから色々考えたりするのが好きだからです。 でもたまにそれが寂しくなる時もある。先を知らずに、ただただその世界にのめり込むあの熱がもうない事が。
という事でアビス三周目は無事終了です。 わーいわーい。 初回プレイ時は、当時の日記にも書いていますが、EDムービーをみてうぉぉぉ!!となり、ゆうかさんに携帯の充電がなくなるまで「あのEDって…」と話し続けました。 二周目はかなり冷静になっていましたので、素直に受け止める事が出来ました。あ、あと「ん?計算あわなくね?」と小さい事に突っ込んだり、「そうなるとアレってどういう事?」と大きな疑問を抱いたり、となんだかちょっと意地悪目線だった気がします。 三周目は、二周目からかなり時間が経ってしまっていたというのもあるのですが、自分が勝手に思い込んでいた部分や見落としていた小さな出来事や、一通りの流れをわかっているからこそ、事件が発生する前のみんなの気持ちを勝手に考えては楽しんでおりました。 楽しくプレイして、でもゲーム、物語の幕がおろされる時の寂しさはいつまでも慣れませんね。 物語の中の皆が幸せであればいいと思います。 四周目は一年半〜二年後にやりたいなあ。あ、でもその頃にはPSPあたりでリメイク作品が出ていそうだ(笑 そして「あー、なんでここ変えちゃうかなあ」とオタクらしくブツブツ文句いいながらプレイしている自分の姿が目に浮かびます(苦笑
さて、ちょっとだけ振りかえり。 最終戦はティアとルークはお留守番で。 ガイ操作のジェイド、アニス、ナタリアです。 決戦前に皆が言う言葉一つ一つに涙ですよ。ジェイドがルークに向けた言葉はある意味自分への言葉でもあるんだなあ…とか。 ガイの言葉に胸がいっぱいになったり。 そして師匠と対決。今にして思うとですね、師匠戦は難易度をもう一つあげておけばよかったなと(暗に「弱かったです」と言っているようなもん) 師匠の秘奥義はもう少し使えるやつにしたほうが…と余計な気を回さずにはいられません。 そういう意味でも泣いてしまいました。 皆がルークに声をかけるシーンで泣き、アッシュの姿に泣き、ローレライに「おい待て、お前には話がある」と勝手に怒り、EDロールの左の絵を見ては頬を緩ませ、でも師匠の歯を見せた悪人笑顔だけはつい吹いてしまい(最後のティアとの絵は良かったが)ティアの歌が聞こえてきた時から涙が止まらない。 あああ、もうここで止めていい?と誰かに聞きたくなるくらい。 ……おかしいな、最後の月がぼやけて何も見えないよ、で終わりました。
しかし、私のうっかりのせいでネビリムイベントを終えれなかったのは残念でなりません。 ディストは過去への回帰の念が凄く強いですが、「ジェイドもそれを望んでいる」という確信があったからこそあんなに強固な想いだったと思っています。 物語当初のジェイドは隠してはいるけれども、どこかで捨てきれぬというか、沈めてしまって向き合わぬままの過去を引きずっているのではないかと勝手に思っています。 ただルークという存在によって昇華し、レプリカネビリムという過去を打ち破る事で殻が割れたんだなあ…と。 ただ、今度は「死の概念」と向き合う事になるのだけど… ディストは何だかんだでジェイドの心の変化には敏感なんだと思います。 過去を捨てるのは、自分を捨てられるようで怖いし、自分との時間まで否定されるのも嫌でやってきたけれども、ジェイドの牢屋での会話で、今までにないジェイドをみて、ジェイドの変化をわかったからこそ最後の言葉のトーンが凄く寂しそうなのに、優しさを含んでいて泣けてしまいます。
プレイしている時はもっとあれこれ考えていたのですが、三周目をプレイして本当に良かったです。 切っ掛けはアニメだったので(アニメをみていたらウズウズして仕方なかった)アニメにも感謝です。 さー、これから皆が幸せにイチャコラしているサイトさんを巡ってこよう。 今の私は幸せ成分欠乏しているから…補給したいです、ごっきゅごっきゅと。
さー、次のゲームは何にしよう。勢いがついているので、このまま据え置き機のソフトに手を出したいです。 更新もそろそろしたいので、あまりのめりこまないようなソフトを(笑
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