日々妄想
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2009年05月08日(金) 山登りなんて根性なしには苦行以外のなにものでもない

連休中にちょっとだけ体調が良かった日に、英彦山という山にのぼって景色を堪能しよう!という引き篭もりなのに無謀な計画を思い立ち、出かけたのはいいけれども連休パワーを目の当たりにして途中で引き返したわけですが。
英彦山は途中まではスロープカーがあるので、お手軽に景色を楽しむ事が出来ます。昔と違って、本当に昔と違って!!

思い起こせば私が中学生の時、私らの学年を担当する先生方はほとんど新任だったので当然若く団結力がありました。
その先生方の一人、リーダー格の先生が登山大好きっ子だったのが不幸の始まりでした。そして私が住む場所がとてつもない田舎なので、気軽に登山を楽しむ場所が数多く存在していた事も…
あと新任パワーに押され気味だった学年主任や教頭先生も「登山は素晴らしい」という考えだったのも…不幸だったなあ…(遠い目
中学時代三年間、とにかく登山、登山でした。
前述の英彦山にも登りました。あれは鎖場というのでしょうか、岸壁に鎖があってそれを伝って登山します。保護ネットもなにもありません。
手をすべらせたら後ろの人間を巻き込み大惨事間違いなしという…
あの時「帰りもこの道なら絶対死者がでる」と皆思いました(帰り道は階段で降りました。というかこれがあるなら何故最初から使わせない。中学生にとって鎖もって山というか岩を登るのはトラウマ行為の何ものでもないわけで)
泊りがけで(ちなみにテント使用、飯盒でご飯)九重山にも行きました。
雨が途中で降って引き返す事になったので、それを残念に思った先生方は半年後また登山を計画して実行してくれました。
修学旅行に行った時「ホテルに泊まれるなんて夢みたい」「自分でご飯つくらなくてもいいなんてすばらしい」とえらく低レベルな事で感激していたのも良い思い出です。
中学三年間で堪能した登山を高校でも二度経験しなければならなくて…ね…(涙
田舎って本当になあ…って感じです。
あと、山林に囲まれての登山だったので、皆で「たかすぎ〜たかすぎ〜」と高杉開発のCMを誰が一番上手く歌えるか、という大層バカバカしい事をやっていたのを思い出しました。
あの途中で「カッ」という合いの手?効果音?(記憶がもうあやふや)が誰が似ているかとか。
愛すべきバカ達だよなあ…と思い出に浸ると同時にババアの昔話は無駄に長いというのを見事に体現したなとも思いました。


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