日々妄想
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2009年04月08日(水) ツタヤに行ったんだけどなかったんだ

「君に『あなたは間違っている』って言って欲しかったんだ」

ドラマの話で思い出したので、ちょっと「きらきらひかる」の事を語りたい。
きらきらひかるはTVドラマでその後にスペシャルとして2作作られた。
そのスペシャルの2作目は鈴木京香の恩師である教授の疑惑と幼児突然死でなくなった子供は虐待死ではないか、がメインとして話が進んでいくわけです。
教授さんを演じているのが小木茂光さん。
自分の実家への援助のため警察の一部と癒着する事になり、それを深く悔いていながらもなかなか関係を断ち切れないでいる。
外科をやめて検死の世界に飛び込んできた鈴木京香を「君は間違っている」という言葉で諌め、そして検死の様々な事を教えた。その当時鈴木京香は妹の事で手一杯だったのもあり、お互い仄かな想いがあったようだがそれは叶わないまま、働く環境もかわったため不通になっていたが、公園で不審死の解剖を切っ掛けに再会。
だがその解剖で小木さんは外因性脳挫傷だとわかる検案を内因性の脳挫傷(確か)だという解剖結果を出す。
後に主人公の何気ない言葉で鈴木京香が小木さんの解剖結果に不審な点がある事に気付くのだが、それを本人にぶつける事も出来ず、独自に遺留品の検査を行ない、小木さんの解剖結果がおかしい事を確信する。
心を痛めながらも小木さんを糾弾する時に、「あなたは間違っている」と口火をきる。
それを聞いた小木さんがほっとしたような表情をみせる。
色々あってあっさり小木さんは解剖結果を警察から言われ改竄した事を告白。
鈴木京香は「何故内因性だと言ったの。外因性だといえば誰もわからなかったのに」と尋ねる。その時に小木さんが穏やかに微笑んで「君に『あなたは間違っている』って言って欲しかったんだ」と返すやりとりが…すごくたまんなかった。
主人公がモノローグでも言うのだけど、今でも愛している女から言われたい言葉は「愛している」「好き」でもなく、この言葉だったんだなあ…っていうのがわかるので…
男ってある程度年をくうと、使い古された言葉じゃなくて、自分にだけ向けられる自分だけの言葉を欲する生き物なのかしら…とまで考えたくらい。
二人の出会いの言葉でもあり、かつ別離となる言葉にもなる。
このやりとりが本当にたまんなかったなあ。
回想して盛り上がったので、ツタヤにいったけれども、VHSでさえ置いてなかったんだぜ…へへ…(涙


あ、あと子供の幼児虐待疑惑も、子供が母親を描いた絵に問題がある、と大人が先入観で思ってしまうあたりも興味深かった。
母親を灰色の建物で描いてしまったのは、愛情不足だったのではないか…という事だったけれども、結局は仕事を愛している母親の職場を描いたというオチだったのですが。
色が灰色だったのもミスリードを引き起こす原因になったんでしょうけれども。
幼児の描いた絵を大人の枠で考えちゃいけないよなあ。
あ、そういえば以前友人の旦那さんから「何故日本人は太陽を赤にするのか?」と尋ねられましたよ。
「えー…赤…で何がまずいの?」って返答だったのですが、彼は一人エキサイト(笑
「ユーたち、外にでて太陽をみてごらんよ、あれが血の色に見えるかい?」みたいな事をまくしたてられました(私に英語力は皆無なので…かなり意訳がはいってますが)
アメリカ人は黄色かオレンジだそうです。そういえば、海外の絵本では黄色本体オレンジで縁取りの太陽ばかりだなあ…ってやっと気付きました。
日本人って国旗が日の丸のせいか、太陽は赤!というのが先入観というかDNAに組み込まれているきがする(笑


あと「ワンダと巨像」がハリウッド実写映画化決定かあ…
原作も読んでいない監督がつくったドラゴンボールじゃなく、監督が作品を愛してやまなかったサイレントヒルのようになって欲しい。
サイレントヒルといえば1のリメイク?が決定しているようなので、こちらも楽しみ。


アニメ25話を今やっとみたんですが…
色々「ああ、今のところ」と思うところがあっても、その後に起こる怒涛の展開に涙、涙、ただ涙で気持ちが定まりません。
きっと来週もそうなんだろうなあ…
皆それぞれの思いが、最後までブレずそのままだったので…ああ、やっぱうまく言葉に出来ないや。
あとうちの地元TVで今日の深夜からバサラがあるんですが、その本気を何故前番組のアビスの時に見せなかった…(悔涙


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