日々妄想
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| 2008年06月30日(月) |
幸せすぎて眩暈がした そしてまさかの号泣 |
昨日は感情が上に行ったり下にいったり、また急上昇したりで大変でした。 まずK崎さんが、私の呟きに素直に応えてくれて、うさみアルマにくまきち長兄に(話を書いている最中に私が思い描いていたものそのまんまだった!すげえ、すげええよK崎さん!)ペンギンデコの超絶トリオを描いてくれていた。 私はまだここにいていいんだ!(TV版エヴ●)おめでとう、おめでとう、パチパチパチ
それから、DSみずいろブラッドを遊ぶ。可愛い絵柄でブラック要素満載のイマドキっぽいゲームなのかと思えば、まさかの超展開。 最後の方はマジ泣きしながらプレイ(ここまではまだティッシュですんでいた) そしてブログをみて号泣(ここからタオル必須) 涙が止まらない、止まらない。感極まって、メモ帳起動して延々とみずいろブラッドに関しての思いの丈を綴ってみた。だから下に書いてあるのは、感情だけが先走ったネタバレし放題の感想を書いています。 あれを一気に書き上げるくらいに胸が痛くなった。ああ、まさかこんなソフトに泣かされるなんて…… 一年前に発売されているのですが、何故もっと早く手に入れなかったんだろう。すごく気になっていたのに、あまり好きじゃないひとが「これ僕も気になっているんです」の一言でやる気をなくしちゃあかんかった。 私の直感は正しかったのに!あいつめ…ギリギリ(絶賛八つ当たり中)
そしてそして、夜中、まさかのメールに一人悶える。いやもうどうするよ、どうしよう、一行読んでは「キャー」ってモニターから目をそむけて身もだえ、この衝動が治まったら、また一行読んで「キャー」と大騒ぎ。 この胸のトキメキをどうしたらいいの、教えて神様(きっと神様はしらんぷり) やる気がもりもりっと湧いてきたので、頑張りたいですよ。 正直、真夜中にみずいろブラッド感想を書き上げた時、胸が色々いっぱいになってしまって、これは当分何も書けないなーって思っていたのに! 萌ってすごいと思うわけです。
みずいろブラッド感想(下にいけばいく程ネタバレです)
まずは冷静にレビュー タイコの達人のキャラデザの人がデザインしているので、一瞬「あれ?これタイコ?」と皆が思ってしまうパッケージ。 そして、発売元がバンナムなので、上記にもあげたキャラデザの件もありナムコレーベルかと思いきや、実はバンダイレーベル。 内容はロボのみずいろちゃんのラブ&デスな一年を過ごすミニゲーム集。 もじぴったん みたいな うーん…なんというのでしょうか、今流行のクイズに出題されそうな感じのものオンリーです。 (草冠の漢字が出てくるので、下に読み方を書く などなど) ただし、ゲーム内容は似たものが多い。「ば」を「ぱ」と認識するために困ってしまう場面があった(他のものはきちんと認識するのですが) あ、私の字が汚いっちゅーのもあるんでしょうけど。 プレイ時間は2〜4時間もあればクリア可能。短すぎるのはいかがなものか。 短いのならばせめて値段を安くするべきだったのでは。そうすれば…きっと…もっと…売れたはず…ううううう(今はアマゾンで60%オフだが) 全年齢になっているが、全くそうではない。死語を埋めていく問題など小学生には到底ムリ。 そして、話の内容がブラックというか、大人ならクスリと笑える箇所ばかりなので、少なくともこれは23歳〜の昔からゲームしているような人向けだと思います。
キャラは全員よい味を出している。みずいろちゃんのお母さんを初めて見た時の衝撃は忘れられない。そしてご褒美をくれる時の動作に呆然ともした。
明るく、楽しく、元気で、前向きで、加藤君(ロボ)に一途に恋して、バイトして、雪合戦して、体育祭で皆で一丸となって。 そんな思い出がいっぱいの一年を問題を解いていきながら過ごすソフトです。 2〜3時間でクリア可能なので、定価近くで購入すると損をしたと思わせるソフトでもあります。
3月の超展開にびっくりして、本当に泣きながらプレイ。 えっぐえっぐ泣きながら、ベタなんだけど、年寄りのせいかベタな展開に弱くてティッシュ箱片手にプレイ。 解除コードの一文字目で、そのコードが判るくらいみずいろちゃんの想いはいつも真っ直ぐで揺るがなかったなあ。 クリア後に見える渡せなかったラブレターの全文を読むと、そのすごくピュアで綺麗な思いに涙腺が緩んでしまう。 公式サイトの日記(ブログ)の「みずいろ」は、そのみずいろブラッドのその後が描かれている。 それを読んで涙腺崩壊。ダムのように涙が流れ、タオルを目に当てながら何度も読んだ。 でもブログってね、最後が一番上にくるんだよね。だから最後のアレを先に見てしまって、すごくそれが残念だな、とは思う。 キレイな蒼い空。みずいろちゃんと同じ名の色した空。 お母さんの想いとか、クロハラ君のかっこよさだとか、抜けるような青空の写真を貼り付けた「みずいろ」の最終話の言葉の一つ一つがすごく美しくて哀しくて。 そしてこれを見て心が激しく揺さぶられるのは、ゲームを遊んでいるからこそなわけで。 ブログとソフトで一つの物語だとするのならば、職務を全うした時、思い描くのは幸せだった時間。 母の優しい愛に包まれて、師の厳しい授業に涙して、好きな男の子に近づきたくて、後を追いかけたりして。クラスの皆と一丸になった体育祭。ボロ儲けしたバザー。友達とした夏のバイト。雪合戦。修学旅行。 その一年は煌くキレイなものとしてみずいろちゃんの中にあり続けた。 軍人となって総司令官という地位に上りつめ、愛した男はとうにいない。 自分を愛してくれた男は、男気をみせて先に逝った。 強大な力をもった母は自分のために封じていた力を解いて戦った。 それさえも数の力と進化した者には勝てずに、長く封印されることとなる。 師も生死さえもわからない。だけど、みずいろちゃんは自分の職務を全うした。 一般人を別空間に無事ワープさせる事が出来たのだ。 周囲は焦土と化してもう同胞はいない。見上げた空には、本来の主である人類が降下している。 それを見ながらみずいろちゃんが思い描いたのは、幸せが沢山つまった一年。 綺麗な想いだけが詰まっていた一年。 煌くような一年。 それはゲーム「みずいろブラッド」。私がさっきまでプレイしていた世界。
一般人をのせた船はワープで逃すことができた。 それは小さな可能性。でもあまりに小さすぎる可能性。 何故ならみずいろちゃんたちは、人類をその科学力と軍事力で地球から追い出して、地上の覇者となった。 だが、進化はしなかった。 ゲーム中に、歴史上の人物として人類の歴史が出てくるように、人類が置いていったものそのままでいた。 つまりはなぞる事しかしなかった。だけど人類は、圧倒的な軍事力を身につけて戻ってきた。おそらくみすいろちゃんサイドからすれば脅威の早さだったのかもしれない。 みずいろちゃんがようやく文明らしきものがめばえはじめた、とあるが、それには数世紀もの時間を要している。 その間、僅かに生き延びた人類は、機械生命体からみれば恐ろしい勢いで数を増やして、自分達を追い出した科学力を使いこなすまでに進化した。 緩やかな進化しか出来ない機械生命体の未来は、あまり明るくはないように思える。
そしてUGSFを取り扱っているのに、何故バンダイレーベルだったんだ。謎だよ(※UGSFはナムコ独自の世界設定) そしてこれを書きながらも、また泣いている自分がいて、本当に謎だよ。 きっと、もう手に入らない、戻れない、すごく綺麗だった時間(でも年をとったから勝手に綺麗だと思っているだけで、そんなに純粋に輝いていたわけではない)を懐かしむ気持ちに揺さぶられちゃったんだろうなと思う。 あとお母さんの過去、それ、なんて劇場版エ●ァ?だった(笑 そしてお母さんとウシキング先生の生々しい関係にも笑った。 なんだよ、その昼下がりの情事なノリは!(笑
あー、面白くて、そしてよく泣いたソフトでした。ゲーム好きで本当によかった。
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