日々妄想
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2008年04月23日(水) 朝から泣いてしまうわけです

NHKの「みんな生きている」が「捨てられる命」という事で、動物管理センターの犬の事をとりあげていました。
15分泣きながら見ていたのですが、朝から本当に色々考えさせられました。
この問題を考えると、思考がグルグル回ってしまい、冷静に考えてもどうしても感情に流されてしまう自分がいるわけです。
犬の飼い方が未成熟なままアメリカの「犬は家族の一員」という概念がなだれ込んできて、でも犬の買い方はアメリカや欧州方式ではないのも問題なのかなあ(ペットショップは存在しないものね。ブリーダーから買うから)

我が家に黒ラブのぶんたという子がいましてね。
そして妹の友人がぶんたを見て「私も」と思いメスの黒ラブちゃんを購入。
一緒に半年訓練に通ったり、遊んだり、で恋人同士というよりは兄妹ってカンジだったわけです。
で、お年頃になった時にその友人さんの彼氏が(この子もうちの妹の友人であるわけですが)二人の子供が欲しい!と言い出しまして。
んで、妹も妹友人さんも自分の飼っている犬の子供って欲しい!と思い、それを了承。
生まれたのは5頭の子供たち。
でもその頃にはとうに大型犬ブームに翳りがみえはじめた時期だったのですがそれでもなんとか仔犬の引き取り先はみつかりました。
すごく熱心に欲しがってくれた方は半年で飽きられてしまい……他人に無料で(スーパーか何かの「あげます」コーナーに貼られてあったそうで…)引き渡した事を私の友人から聞かされて、それを妹に話した方がいいのか、と悩みましたが、妹も妹友人も、そして私もすごく仔犬に関して認識が甘かったと思いますのでその事を伝えました。
その飼い主さんは私の友人のツテだったので、飼育状況も聞いて皆涙しました。
安易な考えで命を作り出してしまった事の反省は今でもあります。
今、飼っている犬の命に責任をもつように、その犬の子を欲しがるのなら、その子に対しての命の責も持つべきで、それを全うできないのならば諦めなきゃいけないと思っております。

でも今日の「みんな生きている」は本当によかった。
前回の赤ちゃんのよりも心にズンときてしまった。
対象年齢は小学3年からだったけど、これは大人がみるべきものだろうなあ…。
NHK教育だから見ている大人が少ないのが口惜しい。


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