日々妄想
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2005年09月13日(火) 虹の橋

虹の橋 のお話はみなさまご存知でしょうか。

虹の橋

ブルーな日記になってしまうので、もしごらんになられている方がいたら見なかったことにしてください。
色々と気持ちに区切りをつけたいために今書いているんだろうな、と自分で思っています。





12日の午前、妹の犬のぶんたが死んでしまった。
まだ9歳だった。5歳の時に病気が発覚して「もって二年」って言われていたからよく頑張ったと思う。
病気がわかってから半年もたたずに、元気に走れなくなった。
一年たって、どんどん後ろ足が衰えていって、あんなに艶々とビロードのような黒く短い毛はどんどん抜けていき、地肌がでてしまった。
でもすごくすごく頑張っていたと今でも思う。
正直、いきなりいってしまったデブリンとは違って、暗い影に頑張っていて、でもどうしても身体がおもうようにいかなくて、粗相してしまい、妹に「ごめんね」って顔でバツの悪そうにしているぶんたを見ていたから、「もう頑張らなくても、大好きな妹にごめんね、っていたたまれない気持ちにならなくていいんだ。よかったね」って思ってしまった。
だからってやはり悲しくないわけなくて、ぶんたがいない居間はなんだか物足りない。
我が家のアイドルだったぶんたが、ポッと出のQPにその座を奪われてしまって、QPにはちょっと態度が悪かったね。
QPはまだ小さいから何もわかっていなかったけど、ぶんたがQPにとって最初の犬でよかったよ。大きくなったらぶんたの事おぼえてないだろうけど、ちゃんとぶんたの事を話してあげるよ。
ぶんたの前で、大好きなパンをもってウロウロしていたから、パンだけガブリと食べられて、びっくりしていたこととか。ぶんたのおかげで小さいくせに大きな犬を全く怖がらないで、他人の犬でもおかまいなしに触りたがったりね。
QPとぶんたの写真とっておけばよかったね。
それが残念です。あと、大好きな看護婦さんに最後に色々してもらってよかったよね。今日、病院からお花が届きました。一緒に焼いてあげれなかったのがちょっと残念。
QPと公園を散歩してて、まだ元気だったぶんたが草むらのなか、ボールを探すのが上手かったこととか思い出して、泣いてしまいました。
もう走れるようになったから、思いっきり走って、虹の橋で葉子ちゃんを待っててあげてね。
デブリンとナナと仲良く葉子ちゃんを待っててください。
私達はいまはまだそんな気にはなれないけど、また性懲りもなく捨てられた犬を拾ってきたりして育ててしまうかもしれません。
でもぶんたも散歩している最中に捨てられた犬をくわえてきて「どうにかしてあげて」って葉子ちゃんに頼むような犬だったから許してくれるといいなあ。葉子ちゃんの中で「一番」は間違いなくぶんただから、安心して見守ってください。

本当にお疲れ様。そして色々と楽しい時間をありがとう。
もし私のネコがそっちにいったら、たまにでいいから遊んでやってください。
元気に走って、思い切り虹の橋で遊んでね。


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