日々妄想
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2005年03月29日(火) 昨日の続きなのですが

興奮状態から一夜あけて、やっと落ち着いたので「のはらのはらの」がいかに素晴らしかったか語りたいと思います。
大声で叫ぶと説得力がなくなる、とよく言われていますがヘタな褒め言葉はその作品に対しての冒涜にもなりえるなあ〜とうすらぼんやり考えながらも、今のこの思いを話す相手なんていやしねえので語ります。

片思いってこんなんだったよね
と思ってしまうんですよ。
相手の些細な行動や言動に一喜一憂したり、相手の些細な仕草に胸がときめきすぎて痛くなったり。
このお話の主人公(オトコ)が学校に遅刻してバスを一人待つ間に日射病にかかってしまい倒れているところを助けてくれるのが、彼が恋する野球少年。
フリルのついた日傘を差し伸べて、水と塩を渡して主人公を助けてくれる。
主人公は驚くわけですよ。坊主頭のオトコがフリルの日傘さして立っているわけですから。
押し付けられるように渡された日傘を返そうとするが、彼とはバス停で会うことはなく、助けてもらったときに野球部というのはわかっていたので傘を返しに野球部にいく。
案内された部室の扉をあけると、抱き合って泣いている二人がいる。
片方は肩口に顔を押し付けているからこの時はわかりませんが、イケメン寡黙なピッチャー(彼がまたいいんだ)
そして抱きつかれて泣いているほうが日傘の彼。
日傘の彼はキャッチャーで腰をいためてしまい野球が続けられなくなってしまった。
フリルの日傘は母親のもので、主人公と出会った日は病院帰りで、あまりにみっとない泣き顔だったので母親が彼に持たせたもの。
主人公はバス停で会った時から、胸がなぜかうずいて、部室で彼を見た時も、その後その事情を話しながら日傘をさす彼に胸がうずいていく。
そんな感じで恋がはじまって、まだモヤモヤしたものなのに、途中から「これは恋だ」と気づく主人公。
少しずつ距離が縮まっていくさまが秀逸なんです。
野球部の彼は、長年続けていた大好きな野球ができなくなり心にぽっかり穴があいてしまうんです。
そのあたりもね、切ないの。青春だな、と単純にはいえないわけですよ。
二年生で、やっと「自分たちの夏」を迎える前にリタイヤしなければならなくて。
ずっとずっと野球だけに打ち込んできたってのが、これでもかーとばかりに伝わってくるんです。このあたりは読んでいて涙腺はすごい事になるし、胸はズキズキ痛いしなカンジでした。

「誰かを好きになる きゅんとする なりふりかまわず 身も世もないほど」
OPから私の好み直球ど真ん中ストレートな球がやってきて、シメの言葉も素晴らしく(涙)
読んでよかったな〜と思います。何か気持ちがキュンとしたい時は間違いなくこの本だろうな〜
2003年に出ている本なのですが、やっと手に入れられて本当によかったです。
まだまだ語りたいのですが、興奮しすぎて(落ちついたんじゃなかったのか)日本語が意味不明になりましたので、ぶった切るように終わる。
恋っていいねえ(遠い目)


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