日々妄想
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2003年03月08日(土)

店で仲のいい(と私は勝手に思っている)Oさんと軽く話していた。
いつもエロ話ばかりする私らですが、今日はマジメな話をしてしまいました。
事のきっかけは城選手でした。
MSNの記事に城が少し取り上げられていて、これはカメラマンの意地の悪さ、もしくはマスコミがわかりやすいイメージを送るためか、すんごいふてぶてしい顔でうつってたんです。
でも、今の落ちぶれっぷりを見ると悲しくなってしまいます。
サッカー協会、甘やかしすぎたんだろうなあ…ゾノもだけどさ。
今でこそ「ゾノ〜?」と鼻で笑われるキャラになってしまった前園もオリンピックの時、もしくはその前は素晴らしい技術持ってたんですよ。

じゃ、どうして彼らは今のようになってしまったか?

私は「サッカー協会、及び当時の所属チームのフロント、マスコミが甘やかしすぎた」と考え、Oさんは「それもあるけれど一番の原因は『ケガからの復帰』がポイントじゃないんでしょうか」でした。
特に前園は…
スポーツ選手にとってケガはやはり生命線。
半年ケガで前線から遠ざかれば、自分の居場所はないかもしれない、と思い踏ん張って返り咲ける強い精神力が必要じゃなかったのだろうか。
そうなると、周囲が甘やかす状況にあった人間は当然堕落するわけです。
城だって「オレには帰る場所がある」と言ってレンタル移籍したチームに勝手に三行半突きつける行動したり、そのわりには帰る場所からは「いらねーよ、オマエは」と言われてにっちもさっちもいかなくなったりしました。

中山選手と小野選手
二人ともケガから復帰しました。特に中山は2年もケガでピッチから離れていました。
皆、こいつ終わったな…と思ったなか、前よりも大きくなって帰ってきた事は彼の強さなんです。
サッカー選手は選手生命が長いとはいえない。前線は特に短い。
そんな限られた時間の中で、どこまでケガという大きな壁に立ち向かって乗り越えるかがポインツなんでしょう。

ハングリーさ、自分の場所に対する執着心、ポジションに対する渇望、それを必要としないで、しかも一流選手でいられる人もいる。
だけど、前園と城はそうじゃなかったという事なんだろうか。
城の年齢を考えると、あの考えを改めないかぎり、元いた華やかな場所には帰れないと思う。
慢心は怖いと思います。

ちょっと話はそれて、ブラジルのサッカー、10代の選手はスパイクを真っ黒に塗りつぶすそうです。
何故かというと、「ぼくはまだどこのシューズメーカーとも契約してませんよ、どうです?」というアピールです。
新聞に載ったらその記事をシューズメーカーに送る。
「ぼくはこうやって新聞にも載れる選手です。ぼくと契約しませんか?」という事です。
育ってきた環境が違うからなんとも言えませんが、いかにして貧困から脱出して成功しようかとがむしゃらなのはわかります。


ちなみに私は壁が目の前にあったら真っ先に逃げるタイプです。
苦労するのはキライだもーん(オイ)


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