ラのつく日記

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2012年08月31日(金) サマーオブラブ(終了のお知らせ)

沖縄から帰ってきました。
滞在時間、じつに23時間という、弾丸というのもはばかられる価格優先の遠征でした。

楽しかったよーっ!
楽しくないはずないんだけど思っていた以上に楽しかったから本当に本当にうれしい。


今回の旅の目的は2つあって、ひとつはもちろんタッキーのソロコンを見ることで、
もうひとつはこの2年…?くらいかなあ、ネットストーカーのごとく追いかけている(って書くとあらためて気持ち悪いね…)ひかるくん担の方と会うことでした。
愛咲ルイばりに、チックショー死んでやる!という勢いでせめてみましたが、そうしてみてよかった。

はい、夏の終わりの23時間をいざプレイバック〜


◇30日(木)
◇10:30
飛行機というものに乗るのがすごく久しぶりだったので、というよりも国内線は北海道に行って以来人生2度めのことで、何時間前に空港に着いたらいいかも正直わからんかった。ので早め早めに行動。
前回はナナミさんが飛行機のチケットもとってくれてたから、飛行機のチェックインするのも初めてでした。29の手習い。
とりあえず空港の本屋さんで買えてなかったぴあを買って、キョロキョロしながら搭乗手続きをして、保安検査もくぐり抜け、搭乗口に。

◇11:30
予定よりちょっと遅れて離陸。
とりあえずもう、緊張でもろもろ手につかない状態でした。
気を落ち着かせるために池波正太郎のエッセイを読み(これは正解だった…)、
ボムちゃんのYOU & Iを呪文のように繰り返し聞いて、深呼吸してました。
空港行きの京急のなかでもずっと聞いてた、YOU & I。しばらく聞けね〜(あるある

◇14:00
那覇空港着。
ひかるくん担の方とは空港についたら、という約束だったので到着ロビーで合流。
合流、してみたら、さっきまで飛行機で隣の席にいた子だったという驚愕の事態。
こんなことあるのーってひとしきりわあわあやって、
まずは空港の中でブルーシールのアイスを食べました。紫イモとサンフランシスコミントチョコ!
友だち(と以降は便宜上……書く!)の塩ちんすこうも味見させてもらっておいしかったー。

ぬるっと、モノレール=ゆいレールに移動。
日本最西端の駅弁だという油味噌カツサンド&コーヒークリームサンドの折りを買って、
さんぴん茶買って、いきなりゆいレール車内で食べる。中学生のようなはしゃぎっぷり。
むしゃむしゃしてるうちに降り過ごしそうになりつつ、からくも旭橋で下車。
バスに乗り換えてコンベンションセンターに。

◇16:00
バスのなかでなに話してたんだっけ、いろいろいろいろ歌舞伎のこととか…、彼女が問わず語りに話してくれることに耳を傾けつつ。
窓の外は「スコール?!」みたいな大雨になっていて、あ〜あって傘を持ちながら降りたら止んだよね。そういうの、またテンション上がっちゃうよね。
先に彼女のホテルに荷物をおいて(遠征のときって会場に近いホテルが最強だね、学んだ…)、
それからコンベンションセンターに引き返して。
ホールには入らずにとりあえず、海見る海ーっ! って水たまりをぽんぽん跳ねながら歩いたのが楽しかったー。
逆光まぶしい海を写真におさめて、席につきました。

◇18:00
開演。
楽しかった。見にきてよかったなあ、と心から思いました。
終演後、友だちと抱き合って泣いてしまった。泣きたかったから。

◇22:00
会場脱出。
ものみなタッキーによる「ほっぺちょん」の刑に処せられ、出るのに時間がかかってしまったのでした。
友だちのホテルのそばの居酒屋リストをもとに、オリオン生を飲める店を探してさまよう。
会場のひとたちはみんな国際通りとか? 繁華街に戻ってしまったみたいで、地元の人も平日の夜だからかあんまりおらず、笑っちゃうほど2人っきりの道でした。
オレンジの街灯に照らされて伸びた2つの影を妙にくっきりおぼえてるな〜(ポエム)
コンサートに正気をうばわれた人間らしく、間欠的に奇声をあげたり大好きを叫んだりしながら、
ここかなー?ってお店に入って、オリオンの生はなかったけどとにかく乾杯。
シーサーサラダとゴーヤちゃんぷるとソーキそば、それから紫イモアイス食べて泡盛のんだ。
ちょーベタ。
でもすっごくおいしかった〜
店員さんも親切で、アイスは一個分なかったからってバニラをおまけしてくれたあげく、
サービスにしてくれたんだよ…!
コンベンションセンターで何か催しがあるときは、ぜひまたこのお店に行きたいと思います。

◇31日(金)
◇1:00
閉店とともに解散。
いろいろ話せたのがほんとーに面白くって、友だちが翌朝5時の飛行機だっていうのに腰を上げられませんでした。
ガチやべえ夜だったよまじで。感慨深すぎる。

再会を約束しつつホテルでお別れして、じゃタクシー呼ぶかなって調べといた番号をいくつか掛け始めてもなかなかつながらなくて、あれ、これもしややばいんじゃないの…? ってちらりと不安になった瞬間、客待ちのタクシーを発見!
駆け寄りましたとも。
初乗り500円に衝撃をおぼえつつ、ホテルまでまっしぐら。深夜割増しでも全然安くて(30分弱乗って1300円くらい)、ありがたかった…

◇1:40
ホテルに着くぞーってところで帰るのが嫌になってコンビニに行く。
オリオンとさんぴん茶買って、ようやくチェックイン。
靴ぬぐのもカバン下ろすのもメイク落とすのもほんとうに嫌だった。
もうこのまま、ずっとそっとしとこうよ! って何者かに祈りたかったですよね。
子どもがダダこねてんのと一緒だわ29にもなって! と我を取り戻し、お風呂に入って上がってぼんやりしました。
あんなにだらーっとお酒を飲むこともないなあ。
土産話のメモを書き足したり、翌朝友だちに生存報告するメール下書きしたり。
放心してました。あー、こんなとこまで着たんだなあ、って。
4時くらいにベッドに入って寝返りごろごろ。

◇7:00
起床。
あと1時間眠れる予定なんだけどなーと思いつつも神経が冴えて、しょうがないのでベッドの中で池波を読む(ほんとに持ってきて大正解だった…)
8時になったところで縦になって、支度して朝ご飯。
洋食のプレートを食べたんですけどおいしくてさあ!
マメのスープがほんとおいしくて。
あーあんなに感傷的になってたってけっこうハードスケジュールだってごはんおいしいよね、元気元気って思いつつ完食。

◇9:00
ホテル発。
ゆいレールに乗って首里城に行きました。
駅で降りたらタクシーに客引きされて海に行こうよって言われたけど、1人でキレイな海見ても寂しいだけです^^って返したらすぐに気持ちを察してくれて、あっさりとバスに乗れました。
首里城はすっごい暑くて暑くて、でも興味深かったです。
どこから来た子たちだったのかなあ? 修学旅行中の中学生のグループと一緒になって、
「なあ、修学旅行っていつも話せないやつと話せていいな」「ああ」っていう照れくさそうな会話を背中で聞いてしまって、もう、もう、君たちも沖縄来てよかったねって感激したよね…
胸のリミッターは外れたまんまだからね…

ちなみにこのことをついったーに書いたら、友だちが「だてさくもそれなんじゃない?」って即効リプライ飛ばしてきて崩れ落ちた、というオチつき。

思ったよりもすいすい見終わってしまったので、空港にまっすぐ行くのはやめて、
ゆいレール(那覇空港から首里を結んでいるのです)を美栄橋で降りて、国際通りに行ってみました。
おみやげものストリート、という感じでちょっと肩すかし。
でも遠出したときはその街でピアスを買う、という乙女チックな習慣を済ませられて満足でした。
さんぴん茶片手に、県庁前駅まで一駅ぶん歩く。
歩ききって駅に着いてみたら行きのバスで一旦停止した地点で、ああ、あのクライマックスコーヒーを見たなあ、とかじわっとしてしまった。

ゆいレールにふたたび乗ったら、隣にすのーまん担が座ってきたので、
ついつい会話に耳を傾けてしまいました。
佐久間のことをダイスケって呼んでる人、実在したわ…(聞き耳の収穫)

◇12:30
空港着。
この日の予定はとりあえず首里城ってだけ決めてて、なんかあったらタクシー乗ろうっていう旅人として怠惰すぎるスタンスだったんですけど、徒歩とバスとゆいレールがちょうどよくかみ合って、5分待ちずつくらいできれいに動けて、うれしかったー。
お土産買って、A&Wのハンバーガー食べて搭乗口に。

◇13:40
迷子が発生しちゃって混乱もあり、ちょっと遅れて離陸。
帰りはなんかもう、池波もボムちゃんも入ってこなくて、時計見ながらぼーっとしてました。
だんだん疲れも出てきてたんだろうね。


そっから無事に家について、今に至ります。
タッキーにもすのーまんにもスタッフにも現地で会った友だちにも一緒に行けなかった友だちにも、みんなにありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。

夏、楽しかったよー。
秋も大切に過ごそう。


明日は名古屋に行きます。
朝早いからおやすみー! 夢でもういちど沖縄に行きたいなあ。


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