ラのつく日記

もくじ


2011年09月25日(日) 記念日

さっくん入所6周年おめでとう7年目ありがとう!
ドリボ千秋楽おめでとう! 
1か月おつかれさまでした。



この週末のハダシめはついに体調を崩しきり、諦めて病院に行きました。
病院は立派なところです。薬を飲んで丸2日寝たら元気になりました。
元気という事実だけでハイになれる。
ここしばらくお会いする皆様に迷惑をかけまくり野郎だった咳もほとんどおさまったし、
めまいも炎症もだいぶ引きました。
ご心配をおかけしてすみませんでした。お気遣いありがとうございます。
明るい気持ちで週明けを迎えるよっ!





以下は、ドリボの感想を書きます。

私にとってドリボは、何よりもまず初演のときに聞いたナナアヤさんの感想の印象が強くて、
未だにアレが尾を引いているところがあります。
We'll be alrightで足4の字にしてフライングとか各種名言とかたっちょんの名演とか、そればっかり思い出してる。
とにかく若さをやりたい放題ぶつけておけという、猛烈なよくばり(ジャニさんの欲望です)舞台という印象です。実際は年々シンプルになっていってるんだろうけど。
ナマで見たのは2年前のすばるくんと手越とプロの3人のが初めてでした。

今年は聖とゆっちとプロの3人でメインを固めたことによって、3人の仲間意識というか、
テーマである「絆」が強く感じられる舞台になっていたんじゃなかろうか。
3人だけに通じる呼吸というか、空気が自然と出ていたと思います。
Yuichiユニット(衝撃のダサネーミングです)のメンバーがみんな年若くて、物語上も「ユウイチさん」「カズヤさん」と呼ぶものだから、ますます3人以外のキャラクターは3人とはちょっとかけ離れたところにいるんだなーという印象。
そのせいもあってか、少しこじんまりした雰囲気もあったかなと思いました。
シナリオも例年どおりで、キャラクター・演技ともに奔放な役回りの人がいなかった。

キャラクター・出演者に関して。

◇プロ
1シーンに1か所は必ず、「ああ、プロってなんてプロ!」って思わせてくれる千両役者。
例年よりも痩せていないため、悲壮感もそれほど漂わず。

◇ユウイチ
歴代最高のしょうもなさ。反省の色もないどうしようもない男をやらせたらゆっちがピカイチ。
あのふにゃ甘い声が適材適所であった。
名前も歴代最高のダサさだけど、Yuichiユニットのパフォーマンス、大好きでした…

◇チャンプ
コウキの優しさには何も追いつけない。
すなわち聖の優しさなんだと思ってみてました。夢を見過ぎだろうか。
いいんだ、命はねぇからなとか言われたって取られた命が聖の中で生きて行けるなら…

◇ジュリ
弟。リアリズム。背、伸びましたね…!!
コウキと芝居するところがさすがに一番伸び伸びしてたかなあ。

/Yuichiユニット/
◇おねえさん
Yuichiユニットのサブボーカルの要兼サブリーダーっぽい。甘い声が劇場に鳴り響く。
Step By Stepを極上の笑顔で舞い踊る。今にもファンサをしそうだった。
年より幼げな、しっとりした演技。

◇京本くん
Yuichiユニットのサブボーカルの要その2。Yuichiユニットには甘い声のやつしかいない。
2年前は手越が朗々と歌い上げた♪When I was 17〜を御年17才(だよね?)にして高らかに歌い上げる。
ウェナイもなにも、君まだ17才ほやほやぐらいだろうという反射的な疑問もねじ伏せられる堂々たる歌声。

◇アンダーソン
今年一番聞いているのはヒロミのバイオリンとアンダーソンの英語かもしれない。
キャラクターを離れて英語の呼び込み(サーカスとかボクシングの試合)もやります。
恒例のキューブまわし(いつもえびがやってるやつ)には唯一素手で取り組んでいた意外なタフガイ。
演技は常に大きめ。

◇高田くん
一度も死んだ顔にならなかった……!! やればできる! やればできるんだ…!
小芝居(モブシーンでこしょこしょっと)を挟める小器用さ。
遊べる隙があったらぐいぐい遊ぶ(なべしょやさくまあたりと)

/チャンプチーム/
◇タツヤ
チャンプチームに咲く一輪のユリの花…。荒くれ者風のチャンプチームにあって、あんまり暴力に走っている姿を見かけませんでした。
ふっか、台詞がすごく聞き取りやすくなってた!

◇ショウタ
おそらくチャンプのカリスマ性にあこがれすぎている少年。暴力と強さの区別がついてない。
なべしょは安心の滑舌と声なので、出てきて言葉を発するだけで見せ場になってた。
高田くんと樹とわいわい。

◇リョウタ
たぶんチャンプのためなら死んでもいいと思っている少年。でも実際には死ねない恐がり。
前世はヒデアキ軍の1勇士。
宮ちゃん張り切ってた。髪の毛が全出演者のなかで一番赤かったけど気合いなんだと思います。

◇サクマ……?
ダイスケって呼ばれてないよね…?(ううう覚えてこられなくて悔しい……!)
虎の威を借る狐。たぶん、誰かに誘われてチャンプチームに入った。
だんだんその気になってきて、チャンプに心酔もしてるけど、たぶん「チーム」が居場所としてあることが大事なんだと思う。
佐久間は一挙手一投足が無駄なく美しかったです。台詞も表情もばっちり。
ショーナンバーは誰かとひっきりなしに遊んでた(と思う)

◇イワモト
チャンプの右腕になりたい少年。動きは大きくって暴力的。暴力をふるえることが勇気で強さなんだと思ってる。ユウイチに刺されて、チャンプを失って、人生が大きく変わった。

1行アキとか。いやらしい。欲望に忠実ですみません。
そんなわけで今回大抜擢(刺され役という物語上もっともおいしい役、ソロダンスシーン2か所、5人のすのーまんのセンターポジション)のひかるくんですが。
本当に活躍していた。
話は長くなるんですが。
友人でアヤコさんという大変温厚な人がいるんですけれども。
親しくさせてもらうようになってから5年くらいなんですが、ほとんど怒ったところを見たことがないんですね。
彼女が私の目前でほとんど唯一、怒りをほとばしらせた瞬間というのがあって、
それは忘れもしない、去年の滝翼祭横アリ初日でした。
※怒った理由:ひーくん、手を抜きすぎ
そう、体調悪いのかなっていうぐらい、ダンスもファンサも適当だった。
Jr.にどのくらい責任とプロ意識をもとめるかは微妙なところだし、ましてや人間だし、調子悪いときも気分が乗らないときもあるでしょうが、さすがにひどくねーかと、そういう怒りでした。
もっともだなーと思って、弁護できませんでした(弁護とか!)(しなくていいから!)
やる気なくないときでも、舞台の上でほかの出演者ときゃっきゃするのがきっとひかるくんの習い性のようなもので、舞台袖にファンサをする数たるや、ダントツじゃないかといつも思うほどです。
そんな秋波を送るひかるくんもなかなかオツなもんです。げへへ。
しかしこの人が真剣に集中して1曲だけでもいいからただひたすら踊ったら、どんなことになるのかなと漠然と思っていた。
それが見られたのが今年のドリボでした。
1か所だけ、宮ちゃんと絡まる瞬間があるんだけど(さすがだよ…)、たった一度のそれだけで、あとは全部きっちり集中していたと思う。
アヤコさんもよくやってたんじゃない? と態度を軟化させていたほどです。やったあ!
集中力を傾けられたひかるくんのダンスはそりゃもうかっこよかった。
ソロは誰の振り付けなんだろう? 曲線ばっかりなんだけどバレエを崩したような気配が残る、オフバランスとまっすぐを行ったり来たりするダンス。

ひかるくんの渾身の舞台を見られてとても満足でした。
感想はこの一言で終わらせなければいけないのかもしれないけど、反すうしたいのでしばらく続きます。
次はシーンごとに振り返ってみたい(願望)
いわゆるレポみたいにできたらいいのですが。


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