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| 2006年09月24日(日) ■ |
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| またこんなものを・・・ |
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キングの『デスペレーション』を読み終える。またこんなものを読んでしまった・・・といういつもの感覚が戻ってきた。上巻は面白いと思ったが、下巻で中だるみし、結末はそれなりだったが、結局なんだったのか?というキングに馴染みの感覚だ。あー!こんなものに何日もかけてしまって損した〜!という例の後悔。
では、スプラッターという部分で、キングとマキャモンはどう違うのか?と言えば、どこがどうと言えないが、全然違うんだよ!というしかない。スプラッターに品性を問うのもどうかと思うが、強いて言えば品性があるかないか。品がないから、キングの悪玉はより悪玉らしいのかもしれないが、やっぱり好きじゃないなあ。しかし懲りずに読んでしまうあたりはまさしくホラー。
同時に『デスペレーション』と対を成すという、リチャード・バックマン(キングの別名)の『レギュレイターズ』も読んでいたが、もう『デスペレーション』だけでたくさんという感じになってしまったので、中断した。これ以上無駄な時間は使えない。図書館への返却日の都合もあるので、さっさと次の本に行かなくてはならない。キングは、もうしばらく結構!
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『デスペレーション(下)』/スティーヴン・キング 文庫: 535ページ 出版社: 新潮社 (2000/11) ASIN: 4102193243 内容(「BOOK」データベースより) 警官の魔手を逃れた生存者たちは、荒れ果てた映画館で息をひそめていた。作家マリンヴィルは、一行を導く少年の持つ神がかりの能力に気づき、この一件に人知を超えた力が及んでいることを知る。さらに、多くの鉱夫を生き埋めにした落盤事故が過去に起きたことが判明。警官を狂気に追い込んだのは、犠牲者の怨念なのか?かくして、殺戮を繰り返す悪の正体が、ついに明かされる。
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