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2004年12月12日(日) ■ |
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ダニエル・スティール第一作目 |
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かなり前にバーゲンで買ってあった、ダニエル・スティールの『Going Home』だが、表紙が真っ赤で背表紙が金なので(下の画像とは違う)、なんとなくクリスマスっぽいと思って読んでいた。
途中でクリスマスの描写もあって、当たらずとも遠からじという感じだったが、第一作目ということで、状況設定が幼稚だなという感じは否定できない。一作目だからしょうがないとも言えないが、今でも設定の甘さを感じるダニエル・スティールだから、まあ仕方がないか。
とはいえ、主人公ジリアンの行動にはあきれ果てた。相手のクリスの節操のなさにもびっくり!紆余曲折を経て、結婚の約束までこぎつける二人なのだが、このままうまくいくはずがないと思っていたら、やっぱりね。。。
最高に悲しい結末のはずなのに、実際はハッピーエンドになってしまい、これじゃあんまり都合が良すぎるだろうって感じ。なんだ、これ?それに、妊婦が大もてだなんて、聞いたことがないぞ!
こういう話が受けてしまうのも、アメリカならではなんだろうか?私はロマンスものも好きだし、それはそれで楽しんで読んでいるけれど、この話は登場人物が皆、大馬鹿野郎だと思う。こんなの有り得ない!と叫びたくなった。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『Going Home』/Danielle Steel (著) マスマーケット: 400 p ; 出版社: Pocket Books (Mm) ; ISBN: 0671749412 ; Reissue 版 (1996/01/01)
※ダニエル・スティールの第一作目
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