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| 2004年04月06日(火) ■ |
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| おかえり、大魔神! |
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大魔神が戻ってきた! 5年ぶりに横浜スタジアムのマウンドに立った大魔神・佐々木。投げる前の苦しげな表情が懐かしい。でも、あの表情と一緒に、見ている私もずっと苦しむのだ。ともあれ、横浜スタジアムでの開幕戦の今日は、絶対勝って欲しいと、祈るような気持ちで見ていた。ああ、苦しい。結果はこちら。ウェルカム・ホーム、大魔神!
にしても、ベイスターズの新しい帽子はカッコ悪い!ただでさえ、いつも最下位で笑われているのに、あんなピンポンパン体操のオニイサンみたいな帽子じゃ、また笑われるネタを提供しているようなものだ。第一、あんなの佐々木に似合わない!あんな帽子やめてー!
◆紀伊国屋新宿南口店の無知 先日、紀伊国屋に行った時、洋書売り場で奇妙な光景を見た。ちょっと前に出版された、「対応する原書が存在しない」オースターの『トゥルー・ストーリーズ』と、『True Tales of American Life』、『I Thought My Father Was God: And Other True Tales from Npr's National Story Project』が一緒に並んでいる。
これ自体は別におかしいことではないが、問題なのは、「対応する原書が存在しない」と言っているにも関わらず、これが『トゥルー・ストーリーズ』の原書ですと書いてあったこと。なにも全部読む必要などない。中を開いてコンテンツを見れば、違う本だということは一目瞭然なのに。翻訳書のオビを見ただけでも、中身が違うことはわかる。全く本屋のくせに、無知にもほどがある。
ちなみに、『True Tales of American Life』と『I Thought My Father Was God』は、違う出版社がタイトルを変えて出しているだけで、中身は同じである。これには私も騙された。『I Thought My Father Was God』を買うまで、てっきり違う本だと思っていた。最近オースターは、人の作品の編集ばかりしてるなあ・・・などと思っていたのだが、この2冊は同じ本だったのだ。
トゥルー・ストーリーズ/ポール・オースター (著), 柴田 元幸 (翻訳) Amazon.co.jp 対応する原書が存在しない、貴重なポール・オースター・エッセイ集。 日本で出版される本書のために、オースター自らが目次を組んだという。邦訳はもちろん、「翻訳の神様」柴田元幸。まさに著者と訳者の信頼関係が実現せしめた、無二の特別編集。
True Tales of American Life/Paul Auster (編集) ペーパーバック: 491 p ; 出版社: Faber and Faber ; ISBN: 0571210708 ; (2002/10/07)
I Thought My Father Was God: And Other True Tales from Npr's National Story Project (Recent Picador Highlights)/Paul Auster (著), Nelly Reifler (著), National Story Project (著) ペーパーバック: 416 p ; 出版社: St Martins Pr Special ; ISBN: 0312421001 ; (2002/09/07)
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『ダルタニャン物語(1)友を選ばば三銃士』/アレクサンドル・デュマ 解説 時は十七世紀、フランスはルイ十三世の御世であった。スペイン国境近いガスコーニュ地方から、一人の若者が宮廷での立身出世を夢見て、ドンキホーテのロシナンテ顔負けのしょぼくれ馬にまたがって、パリの都をめざす。快活、勇敢で、それでいて抜け目ないガスコーニュ人の気質を典型的に備えた十八歳のダルタニャンその人である。パリ政界は、枢機官リシュリューと銃士隊長トレヴィルが覇を競う。ひょんなことからトレヴィル隊長に付き従うアトス、ポルトス、アラミスの三銃士とダルタニャンは生涯の友情を誓うこととなる。しかし、悪化する英仏関係の中でアンヌ王妃が陥れられた陥穽からの脱出を、王妃の侍女ボナシュー夫人が恋人ダルタニャンの懇願する。ダルタニャンと三銃士は王妃を救うべく立ち上がリ、ドーバー海峡を渡らんとする。
◆図書館
『恋におちた人魚』/アリス・ホフマン 内容(「MARC」データベースより) 親友同士の二人の少女が、閉鎖寸前のビーチ・クラブで見つけたもの。それは迷子の人魚アクアマリンだった。切ない恋に身をこがすアクアマリンのため、少女たちが思いついた計画とは?
『ぼくはお城の王様だ』/スーザン・ヒル 内容(「MARC」データベースより) 心根やさしい11歳の少年を追いつめてゆく魔物たち。人を殺すか、自分を殺すか。それしか道はないかのような、この絶望。少年の内なる世界、現実、そしてファンタジーを克明に語り、イギリスで長く読まれてきた作品の新訳。
『三国志(一)群雄のあらそい』/三田村信行 内容(「MARC」データベースより) 中国の大地を舞台にくりひろげられる壮大な歴史物語「三国志」。原典の魅力はそのままに、わかりやすく読める決定版。劉備・関羽・張飛の義兄弟が熱い野望をいだき、天下をめぐって火花を散らす。
●ビデオ『三銃士』(2本組)
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