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2004年03月31日(水)
「プレシディオの男たち」

昨日の誕生日に、「プレシディオの男たち」のDVDをもらった。というのも先日BOOK・OFFで、本を見ながら「この映画は観てない」と言ったら、アポロ13号が「絶対観てるはずだ!」と言い、「いや、観てないから本を買う」と購入したのだが、「観ているはずだから、観てみろ」と、昨日くれたのだった。

観てるはずだと思っているなら、なにもわざわざ買ってこなくてもいいじゃないかと思うが、私は絶対に観ていないと思っているので、丁度よかった。そのかわり、「観る前に読め!」と言われたので、急いで読んだ。

プレシディオは、サンフランシスコにある軍事基地で、その前を通ったことがある。映画のタイトルだけは覚えていたので、ここがプレシディオかあ・・・と、覗き見してきたのだが、かなり興味を持った。

映画をまだ観ていないので、映画のほうはわからないが、本を読んだだけでも、サンフランシスコの情景がよくわかる。濃い霧が蠢いて、街を包んでいく様子や、急な坂を上り下りするケーブルカー、サンフランシスコの街をバックに、サンフランシスコ湾とゴールデンゲート・ブリッジ、ソーサリートを望む景色などなど。

内容うんぬんというよりも、サンフランシスコの景色と、ショーン・コネリーの軍服姿が見れればいいという感じの映画だ。本も映画のノヴェライゼーションだけあって、主人公がいかにもショーン・コネリー的で、他の人物の顔は全く思い浮かばない。娘役のメグ・ライアンは、ちょっとどうなの?という感じ。

ちなみに、ショーン・コネリー演じるコールドウェル中佐によれば、スコットランド人を「スコッチ野郎」と言ってはいけない。スコッチは飲み物。スコットランドで生まれた人のことは、「スコッツマン」と言わなきゃいけないそうだ。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『プレシディオの男たち』/マイク・コーガン

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サンフランシスコの軍事基地(プレシディオ)で発生した強盗殺人事件に、軍の古参MP(ショーン・コネリー)と彼の元部下であった市警刑事(マーク・ハーモン)が反目しあいながらも捜査を繰り広げていくサスペンス作品。

職人的手腕で知られるピーター・ハイアムズ監督ならではの手慣れた語り口のうまさが光る。ショーン・コネリーとその娘役メグ・ライアンの確執劇や、そのメグ・ライアンとマーク・ハーモンのラブストーリーも、主軸の犯罪劇に違和感なく同居しており、また、実はさりげなくもダイナミックなアクション・シーンも所々に効果的に盛り込まれている。ラストに至っては、いつしか男たちの友情劇へと昇華されていくあたり、実に感動的である。(的田也寸志)

※画像とレビューは、映画 『プレシディオの男たち』 のもの。


◆BOOK・OFF

『顔を返せ』(下)/カール・ハイアセン \100
内容(「BOOK」データベースより)
整形外科医ルディ・グレイヴラインは世の変身願望症患者から金を巻き上げることに余念がなかった。失踪した女子大生もルディの患者だった。近頃、四年前の事件をむし返えそうとしている者がいる。ルディは殺し屋を雇った。ケモ―誰もがそうよぶ無気味な巨漢―は、以前、整形手術に失敗していた。見るも無残になってしまった顔を元にもどしてもらうことを条件に殺しを引き受けたのだが…。


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