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2003年05月29日(木)
原文で味わう新しいアメリカの短編小説(5)

「原文で味わう新しいアメリカの短編小説」講座第五回
テキスト:「Satan : Hijacker of a Planet」(From Atlantic Monthly)/Louise Erdrich (1997)

ルイーズ・アードリックは1954年、アメリカ先住民(チペワ・インディアン)の母とドイツ人の父との間に生まれる。
デビュー作は『Love Medicine』
現在はミネソタで本屋を経営しながら作品を執筆。最初に結婚した夫マイケル・ドリス(アードリックの創作科の先生だった。『青い湖水に黄色い筏』)は、のちに自殺した。

「Satan : Hijacker of a Planet」の舞台はモンタナ州ミズーラのハングリー・ホース(ここに行く人は「これ」も見ましょう!)。聖書を売り歩いている男から、テントリバイバルがあるのでおいでと言われて行った女の子の話だが、この男と主人公はその後も付き合いが続き、どうやら「ひと夏の体験」ということではなさそうだ。

個人的には、この二人は結婚をし、あの時あんなことがなかったら、今ごろ私はこんな退屈な毎日なんか送ってなかったわ!と思っている主婦の話ではないかと思う。つまり、サタンは夫。結婚は地獄。考えすぎでしょうか?(^^;


<キーワード>

インディアンについて
アメリカ先住民、またはネイティブ・アメリカン
詳細はリンク先を参照してください。

インディアン・リザベーション(居留地)
白人たちがアメリカ先住民のために与えた土地。
アードリックは主に、インディアン・リザベーションに住む人々を取り上げ、先住民たちがどんな場所で、どんなことをして生きているかを書いている。

リバイバル・テント
布教運動のひとつで、空地にテントを張って伝道集会をする。


◆φ(..;)メモメモ
※青山南さんは、ルイーズ・アードリックがお好き・・・と。
※今度翻訳されるT.C.ボイルの短編集は『After the Plague』


◆次回の課題
「Mark of Satan」/Joyce Carol Oates


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