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2003年04月19日(土)
地獄の特訓

全身の筋肉痛がまだ全然とれてないっていうのに、「今日も歩くのだ!」と鬼のようなことを言うアポロ13号。いつものように神宮にゴルフの練習に行くので、ついでに一緒に行って歩けと言う。

体を動かすだけで、アイタタタ!って感じなのに、これで歩けとは情けも何もないのか・・・と思いはしたが、図書館で本を探さねばというのもあって、仕方がないので重い腰を上げる。体を引きずるようにして、まずは図書館へ。

あらかじめネットで検索して探す本は決めていたのだが、20人ほどのアメリカの作家をピックアップしていったうち、あったのはたったの2人。戦争なんかに使うために、教育費なんかはどんどん削減されているから、図書館の蔵書も全然増えない。四谷図書館はまだ新しいほうだけど、本の数はオープン当初からほとんど増えてないんじゃないかって感じ。英米文学など、たったひとつの棚しかない。しかも、英文学と米文学が一緒になってだ。こんなんじゃ、日本人はどんどんバカになるぞ!

それでも、とりあえず本を4冊借りて(グレイス・ペイリーの村上春樹訳があったのは良かった。これを買わねばならないかと思ったら、めちゃくちゃ気分が重かったから)、それを背負って神宮まで行って歩く。背中の本が子泣きジジイのようにだんだん重たくのしかかってくる。日本の本て、どうしてこんなに重たいのよ!洋書なら、ハードカバーだとしても4冊くらい軽々と運べるものを!

筋肉痛に子泣きジジイ、それに頭痛まで加わって、もう死にそうだ。今日も宿題はできない。これって、本末転倒じゃないか?学校に行くのは、痩せるために行き始めたわけじゃないと思う。ちゃんと学問が身に付かなきゃ、無意味だろう。(--;


〓〓〓 BOOK

◆図書館で借りた本

『最後の瞬間のすごく大きな変化』/グレイス・ペイリー
出版社/著者からの内容紹介
今世紀最高の女流作家・短編小説の名手に村上春樹が挑戦。NY・ブロンクスに生まれ、二十世紀のアメリカを生き抜いた女の名作品集

※アメリカでは非常に人気がある作家なのに、村上春樹が、この作家の他の本も僕が訳すと公言してしまったため、翻訳はこれ1冊しか出ていない。作家にとっても不幸な話だ。「ライ麦畑」なんか訳してないで、早く訳せってのよ!「実はサリンジャーは好きだったんだ」ですって!嘘つけ!ですよ。ていうか、できもしないのに何でもかんでも自分が訳す!と言うのはいけませんよ。A先生も言ってました。図書館にあったので、春樹に印税を払わずに済んだと思うとほっとした。

『マーティン・ドレスラーの夢』/スティーヴン・ミルハウザー
内容(「MARC」データベースより)
20世紀初頭のニューヨーク。創造力を武器に成功の階段を昇る若者の究極の夢は、それ自体が一つの街であるような大規模ホテルの造営だった-。ピュリツァー賞受賞の長編小説。

『アメリカ短編小説傑作選2001』/エイミ・タン編
内容(「MARC」データベースより)
全米図書賞作家から新人作家まで、アメリカ・カナダで発行された全雑誌から選んだ秀作集。ハ・ジン、ジュンパ・ラヒリ、ジュノ・ディアズ、アニー・プルーほか短編小説20編を収録。

※大学の講座で使用するものとは別のシリーズ

『黄金の林檎』/ユードラ・ウェルティ
内容(「BOOK」データベースより)
現代アメリカ女流作家ユードラ・ウェルティーの壮年期の最傑作。時は20世紀前葉、場所はアメリカ深南部ミシシッピ州モルガナの町で、愛に、芸術に、冒険に生きる男女の群像。だが彼らの目をくらます謎の黄金の林檎は神話の昔から輝き、耳に響く音楽は星座のかなでるものだった―。狭小な時と場所に生きる名もなき人びとの情熱の中に、人類の歴史と宇宙の星々にまで及ぶ壮大なイメージを展開させるウェルティー文学の真髄。


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