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2002年12月21日(土)
ジョージ・オーウェルの選ぶ「よい悪書」

昨日は、結局Minarikの<Little Bear>シリーズを全部読んでしまった。ゆっくり味わって読もうなどと思っていたのに、あんまりかわいいので、一気にいってしまった。

今日は雨で、しかも二日酔いだったので、本も読めずに1日だらだらしてしまった。もう間もなくクリスマスだし、雪になればホワイトクリスマスになるかも・・・とちょっとわくわくしたが、どうやらずっと雨のようだ。

さて、以前に「雑学帳」に書いておいたものだが、再び気になったオーウェルが選んだ「よい悪書」。ちょっと一部を検索してみた。オーウェルは優れた書評家でもあったので、内容の良し悪しはともかく、これらの本が面白いことは間違いないと思う。しかし、残念ながらほとんどの本がAmazonで見つからなかった。


「よい悪書―野心的な文学ではないのに本格的な作品が滅びたあとでもなお読むに耐える類の本」

ハリエット・ビーチャー・ストウ『アンクル・トムの小屋』←代表格
内容(「BOOK」データベースより)
この物語のさまざまな描写の目的は、アフリカ人に対する哀れみと共感の心を喚起すること、つまり残酷で不当なシステムの下におかれた彼らの不正と悲しみを示すことにある。なぜそうしなければならないかといえば、彼らがわれわれのあいだに立ち混ざって存在しているからである。このシステムの残酷さと不当さは、彼らの最良の友人たちが、このシステムの下でなお彼らのために試みうるどんな善意の活動も無駄にし、圧殺してしまうほどのものなのである。こうした目的でこの物語を書いてきて、著者として心から言えることだが、自分自身の落ち度からでなく、奴隷制の合法的な諸関係の結果としてさまざまな試練や困難に巻き込まれてしまった人々に対して、私は悪意ある感情など抱けない。著者の経験によれば、しばしばもっとも気高い精神や心の持ち主がこういったことに巻き込まれているのだ。この物語の描写から推測されうるような奴隷制の害悪は、筆舌に尽しがたい全体の半分も言葉になしえていないということを、こうした人たちが一番よく知っている。

コナン・ドイル「シャーロック・ホームズもの」
内容(「MARC」データベースより)
オックスフォード大学版の注釈・解説を完訳して付し、初版本のイラストを全点掲載し、新訳を施したホームズ全集の決定版、第2回配本。シャーロック・ホームズの名を世に知らしめた最初の短編集。

・「ラフルズもの」―E.W.ホーナング『素人泥棒ラフルズ』
・R・オースティン・フリーマン『歌う骨』、『オシリスの眼』
・アーネスト・ブラーマ『マックス・キャラドス』
・ガイ・ブーズビー『ニコラ博士』
・E・ネズビット『宝探したちの物語』
・ビンステッド『桃色野郎』の「水さし」
・ブース・ターキントン『ペンロッド』
・バリー・ペイン『クローディアスのオクターブ』
・レナード・メリック『シンシア』
・W.L.ジョージ『キャリバン』
・J.D.べレスフォード『真理志願者』
・アーネスト・レイモンド『われら、被告』
・メイ・シンクレア『複合迷路』
・A.S.M.ハッチンソン『冬来たりなば』

◆バカバカしい本で、それと「共に」笑うというより、それ「を」笑いたくなるような、そもそも作者自身でさえ本気では考えていない本(と、オーウェルが言ってるんです!ちょっとひどい?)

ブラム・ストーカー『ドラキュラ』
内容(「BOOK」データベースより)
年々再評価の声が高まり、今や英文学の古典としての地位を確立した吸血鬼小説の傑作が、本邦初の完訳にて甦る!さらに、『ドラキュラ』の冒頭部分として構想された短編『ドラキュラの客』、最新の研究成果に基づいた詳細な注釈・解説、貴重な資料等もあわせて掲載し、その恐怖に多面的に迫る。

ヘンリー・ライダー・ハガード『ソロモン王の洞窟』
内容(「BOOK」データベースより
二千数百年まえに栄華をほこったソロモン王の秘宝が、アフリカの奥地にねむるという。ふしぎな現地人・ウンボパたちとともに、古地図をたよりに「知られざる国」をめざした三人のイギリス人。焦熱の砂漠と氷の山を、死ぬ思いで越えた彼らを迎えたものは?未知の大陸への思いをかきたてた、秘境探検小説の記念すべき一作。

・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ』
・『ヘレンの坊やたち』
・『逆も真なり』


検索できたものの中で、『ドラキュラ』を除いて、全部持ってる私っていうのも、何だかなあ・・・。(^^;
でもオーウェルは、これらの本が面白くない、駄作であるといっているわけではなく、B級だが文句なく面白い本だと言っているわけで、別に恥ずかしい本というわけじゃない。読もう!


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