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| 2002年12月03日(火) ■ |
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| 気をつけ!で3分間 |
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先日テレビで見たダイエット法。 「気をつけ!」の姿勢で3分間。これで背骨が矯正されて、下半身が痩せるのだとか。。。早速おとといからやり始めたのだが、3分て意外に長い。以前ボクシングをやっていた時にも、3分という時間で死にそうになり、その長さに驚いたものだが、力を入れている時の3分は、マジで気が遠くなるほど長いのだ。
で、この気をつけ!の姿勢、やってみるとこれもまた意外に大変で、今日などはもう全身筋肉痛なんである。いかに毎日姿勢が悪いか、改めて痛感している次第。実際、このダイエット法は、この3分間だけでなく、日常の立ち居振るまいも、姿勢良くこなさなければならないのだが、ともかくは、3分間の気をつけ!だけでもやってみないことには・・・。
最近私のまわりで、昔運動をやっていたりした人が、得意げにダイエット論を語り、ああしろ、こうしろと指示し、そんなことではいけないと説教し、最後には意志が強くなければダメだとかの精神論にまでなる。しかし、こういった人の言葉は全然信用しない。お言葉はごもっともと思うが、ほとんどの人が、太っているからだ。あなたが痩せたら、お言葉に従いましょうという感じ。
先日買ったダイエット本を書いた宝田雄大氏は、自らが22キロの減量を実践している。あのダイエット法を、ぐうたらな私が実践できるとは到底思えないが、あれで実際に22キロも痩せた本人を目の前に見ているのだから、説得力は有る。だから、全部やろうとは思わないまでも、科学的分析による、ぐうたらのためのぐうたらダイエットなるものを編み出し、自分ができそうな部分だけ、ちょっとずつやってみたりしている。例えば、ご飯はちゃんと3食たべるとか・・・って、をいっ!(^^;
そう思えば、なるほどダイエットに成功した人のダイエット本は売れるわけだ。やるかどうかはともかく、たしかにそれには説得力はある。最近は太っちゃったんだけどね・・・と言いながらのダイエット指南では、聞く気にもならないどころか、それはやらないほうがいいようだと、むしろ逆のほうに思うばかりである。
さてやっとのことで、憧れのディケンズを読み始めた。まずは『大いなる遺産』である。 ディケンズはアーヴィングが心酔している作家であるから、いつか私も読破しようと思いながら、今まで手を出さなかった作家なのだ。これが読んでみたらすごく面白くて、オースティン同様、なぜ今まで読まなかったかと悔やんでいる次第なのだが、こういうのはタイミングで、もっと前に読んでも、面白いと思ったかどうかはわからない。いずれ原文でと思って、原書のほうも揃えてあるのだけれど、今は日本語の語り口が面白くて仕方がないから、当分の間は翻訳で読もうと思っている。当然、翻訳家の巧さも面白さのうちではあるが。
アーヴィングは、死ぬ間際に読みたいと、ディケンズの未読の1冊を残してあるらしいのだが、一体何を残してあるのか、大いに好奇心をそそられる。
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