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2002年10月21日(月)
マリアン・キイス

さわやかな秋の空気の中で、スポーツしよう!
なーんて期待していたのが大間違い。風邪を引いてずっと体調が思わしくなく、スポーツなんて冗談じゃない!てな毎日。そうこうするうちに、なんか寒くなってきた。今日も1日雨。時折木枯らしみたいな強い突風が吹きぬけ、ああ、ハロウィーンが近いな・・・と、冬の訪れを感じさせる天気。風邪でぐうたらしている間に、いつの間にか「スポーツの秋」は終わっていく。あとは寒さに備えて、脂肪をため込むのみ?うげげ!

さて、今日はAmazonから本が3冊届いた。
今一番気になっているアイルランド生まれの作家(現ロンドン在住)であるマリアン・キイスの本。Amazonの新刊紹介記事には、マリアン・キーンとなっていたが、やっぱり間違いだろう。アイルランドの女性作家のアンソロジー『Irish Girls About Town』にも、メイヴ・ビンチーキャシー・ケリーと一緒に、彼女の作品が入っている。

紀伊国屋のバーゲンで買った『Sushi For Beginners』を読んでからと思ったが、各紙で絶賛されており、あまりに評判がいいので、我慢できずに頼んでしまった。世評はあてにはならないが、好みの作家ではないかという予感がしたのだ。でも、先にオーダーした本がまだ届かず、第2段のほうが先に届いてしまった。

彼女の本には、全てに「Hilarious」の文字がついている。「陽気な、楽しい、浮かれ騒ぎする、笑いを誘う、おもしろい」という意味。クリントンが大統領の時には、ヒラリー夫人にちなんで、「ヒラリー的」という意味もあったようだけれど。。。とにかく、かなり期待の作家。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから3冊

『Lucy Sullivan Is Getting Married』/Marian Keyes \1533
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ルーシー・サリヴァンはどこにでもいる「楽しいこと」好きな女の子。会社の友だちに占い師に見てもらおうと誘われて、街角の霊媒師のような感じの占い師、ミセス・ノーランに会ってはみたものの、印象は「バツ」。近い将来あなたは結婚する、と言われたこともほとんど信じる気になれない。しかし!友人への予言が現実のものとなり、ルーシーは身近な男性たちを改めて見直すようになる。美男子のガスは、お酒の飲み過ぎと人形フェチを克服してくれれば可能性あり。新入社員のジェドはなかなかチャーミングで、お互い支え合っていけそうな健全な感覚の持ち主。そして、もちろん忘れてはいけないのがダニエル。ちょっと女性関係には問題アリだけど、ユーモアのセンスが抜群で、信頼できる友人だ。でも、新しい家庭用の食器の柄を選び始める前に、ルーシーには、人生で最も大事な男性(父)への気持ちを整理する必要があった。娘としては心優しく楽しい人と思ってきたけれど、母は何十年もの間、その父の気まぐれやアルコール依存症に耐え続けて、忍耐も底をついているという始末。とうとう父が見捨てられたとき、ルーシーは母のもとへ出かけ、人間関係と責任についての難しい教訓を得るのだった。

ユーモアと、ちょっと泣かせる人間劇をオカズに、現代ロンドンを舞台とするシングルライフのエッセンスを抽出する点では、ニック・ホーンビーやヘレン・フィールディングと同じ。オフィスでのリアルなゴシップや、常軌を逸したルームメイト(「あの子のアタマの中に住むなんてまっぴら。だって暗くて、ものがなしくて、こわーいところに決まってるもん。その気になればマジなことひとつも考えないで、何十日だって過ごせるのにさ!」)。奇妙なブラインドデート。そして、ほろ苦い真相解明。イケてる会話と、キャラクターの心の中をのぞき込むクリアなレンズで、本書は世界中のシングルトンを楽しませ、刺激するだろう。『Lucy Sullivan is Getting Married』は大成功の1冊だ。

『Under the Duvet』/Marian Keyes \1329
ショートストーリーズ

『Last Chance Saloon』/Marian Keyes \878
Amazon.co.jp
マリアン・キースお得意の、30代シングル男女が本音でぶつかりあう恋愛小説。登場するのは、タラ、キャサリン、フィンタンの幼なじみ3人組だ。彼女たちは、屈辱だらけで思いどおりにいかない人生を、それでもなんとか生きている。それは、30代女性ならだれもが経験する思いといえよう。ただ彼女たちの場合、フツーの30代女性よりも、耐えるべきものがやや多めかもしれないが。
タラの恋人は、完全に「ヒモ」状態のトーマス。彼はダイエット中のタラをあざ笑い、どうみても若くてスリムな女の子と比べては、冷酷きわまりないコメントをするサイテー男だ。一方、キャサリンはバリバリのキャリア・ウーマンだが、プライベートは散々。これまでに、恋人にふられること計6回。しかも、そのどれもが、ゴミのように捨てられるという悲惨な結末なのだ。そのたびにキャサリンは恋愛戦線から後退、とうとうリモコン操作でしか恋愛できないようなところまで引きこもってしまう。そんななか唯一、ファッション業界人のフィンタンだけは、イタリア人の恋人サンドロとラブラブ。しかし、順調そうに見えたこのカップルに、突如として「健康危機」が襲いかかる…。

ローカン、マンディーら奇妙な友人も含め、タラ、キャサリン、フィンタンたち全員が、とにかく必死で生活し、恋愛し、なにかを学んでいく。結局、それが彼女たちの生きる道なのだ。キースは、今という時代をシングルで生きる人びとの実像に、痛々しいまでにせまっている。トータルで見れば、彼女たちの人生も捨てたものではない。屈辱的なことよりも、真の友情へのめざめなど、すてきなことの方が多いのだ。『Last Chance Saloon』は、そんな彼女たちのおかしくて、あつかましくて、ちょっとホロリとさせる物語。ゆったりした気分の休日にはもってこいの作品だ。(Alison Trinkle, Amazon.com's Best of 2001)


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