
|
 |
| 2002年03月01日(金) ■ |
 |
| 季節の匂い |
 |
◆季節の匂い
3月になったら、急に暖かくなった。今は曇っているが、さっきまでうららかに晴れていた。 でも、都心では春の匂いがしない。春だけではない。夏の匂いも、秋の匂いも、冬の匂いもしない。子供の頃には季節が早々と匂いでわかったのに、今ではどう見てもその季節であるということで、初めて気がつくなんていうこともざら。 私の守り本尊は大日如来らしい。そのせいか、いくら夜中にうごめいていても、太陽の光がないと気分が沈む。太陽には強さと希望がある。天体ということでいえば、月も星も好きだけれど、地球の生命の源ともいえる太陽は、やはり信仰にも値する。季節の匂いは、自然の呼吸が太陽によって暖められて広がるものだと思う。もちろん太陽の位置によって光の強弱があるから、それが季節を分ける正確なものさしになるのだ。
今住んでいるところは、東と南に窓があるので明るいはずだが、どうしてだか昼間も暗い。だからむしろ昼間はそこにいるのがいやだ。逆に夜は周囲の灯りで明るいのだけど、このあたりは都心でありながら、年々過疎化してきて人がすくないために、昼間でも不気味だ。何もお化け話をする気はないが、長居は無用といった感じ。長居をする気はなかったが、気がつけば地縛霊にでもとりつかれたみたいに、一向に引っ越せない。不気味なのは、自然がないせいもある。それが最も大きな理由だろうか。特に自然愛好家ではないが、自然の息吹の感じられない土地というのは、文字どおり「不自然」だ。自然の持つパワーを取りこめない人間は、いつしかバランスが崩れていくのではないかと思う。季節の匂いのしない土地は、生きている喜びもない。いつしか時が過ぎ去るだけだ。 ◆忘れるべからず 人に期待しないこと!
期待しなければ、失望もない。 毎度言い聞かせるのに、すぐに忘れる。 まだまだ修行が足りない。。。 ◆スウェーデンてどんなとこ? 昨日、Amazonから本が5冊届いた。 『ニルスのふしぎな旅』4巻と『シッピング・ニュース』だ。 この二つは何の関係もないようだが、『ニルスのふしぎな旅』の作者はスウェーデン人。『シッピング・ニュース』の映画の監督もスウェーデン人なのだ。 文学の上でスウェーデンというと、北欧神話やロッタちゃんやピッピ? 北欧というと幻想的なイメージがあるが、社会的には「揺り篭から墓場まで」という福祉の面が有名。なので、わが国でもどうにも小泉が弱いものいじめをやめないようなら、スウェーデンにでも移住しようかと思っているくらいだ。
しかし、アメリカの作家アースキン・コールドウェルの本によれば、スウェーデン人は乱暴で、何をするかわからないといった記述がある。もちろんこれは昔の移民に対する偏見にしかすぎないのだけれど、楽しい老後を夢見てスウェーデンに移住したはいいが、バイキングみたいな乱暴者ばかりに囲まれて暮らすのはいやだなあ・・・なんて、愚にもつかないことを考えたりする。
幻想的な白夜・・・老い先短い余生を送るには、あの世との境も不明瞭になっていいかも。(^^;
─ BOOK INFO ─
Amazonより
・『Little Christmas Elf』 Eileen Curran \467
AmazonでUK本の扱いが始まったので、早速エルフ関連の本を4冊オーダーしたが、そのうち3冊入手不可でキャンセルされた。入手できるかどうか確認して載せていないのだろうか?
◆ Eileen Curran『Little Christmas Elf』読了
Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.
|
携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698
|