| +-- ★間違ってるよー --+ |
こっそりと、彼は屋敷の奥の建物に近づく。 古びた建物は、もう誰も住んでいないかと思われたが…彼の耳に届いたのは、誰かの…声。 そして、部屋の中に響く足音と…誰かの身体が動いたような、空気の流れ。
「……やはり、また―――あの方は一人なのですね」 そう言って、彼は…人ならぬ瞳を向けて、建物のほうに歩み寄った。
円筒形の建物の中には、背中に流れた長い髪を結い上げ…白い仮面をつけた娘がいた。 かつてこの屋敷に暮らしていた一家の、一人娘…だったか。 一家は裕福な身分であったはずだが…この様子から、没落してしまったのだと想像がついた。
そんな朽ちた屋敷に、一人残ったのが…今、目の前にいる少女。
顔の目元を仮面で覆ったその娘は、彼の存在に気づくと…口元をやんわりと緩ませた。 「また来てくれたのね。いつも、ありがとう」 「…お嬢様の頼みであれば」 ふふ、と小さく笑い声を漏らすと、少女は…顔を覆った仮面をはずした。 仮面の下には、切れ長の瞳と整った目鼻立ちをした、美しい顔立ちがある。 彼女は優雅な動きで歩み寄り、小柄な彼の前に少し身を屈めるようにする。 赤い光を放つ彼の瞳には、彼女自身の姿が映った。
「これ、我が主から…お嬢様へと」 彼が差し出したのは、小さなバスケット。薄紫色の布がかけられた中には…いくつかの果実があった。
彼が今現在暮らす森の奥の、小さな料理店の名も無き主から…かつて世話になったと言う屋敷の主の娘に。 今は、一人で…傷心のまま暮らす娘への、せめてもの慰め―――
「ありがとう。本当に…いつもいつも」 バスケットを受け取ると、彼女はふわりと微笑んで…随分低い位置にある彼の顔に手を伸ばした。 白い腕が、彼の…猫の姿をした獣人である彼の黒い肌に触れる。 「いつ見ても、あなたは可愛いわね」
思わず彼は、彼女が撫でるその頭の近くにある、黒い毛皮で覆われた耳をぴくぴく動かした。 「…可愛いと言われましてもですね…。私、人ではないですから」 「それが何か?その耳に、その尻尾とか…可愛いって事に、人だとかって関係ないんじゃない?」 普段見せていた彼女の憂い気味の様子は、彼を前にすると薄れてしまうのだろうか。
昔のように、明るく笑う彼女の姿を見て…
「……どう反応していいのか困るんですが…」 同じ色の尻尾まで何故か項垂れるようにプラプラと動き、彼は小さく溜息をついた。
↑うふふあはあはははは(半壊。 ……やっちゃったよやっちまいましたよどうしようコレ。 ポスター見たときから密かに萌えていて、某サイト様を伺って更に萌え急上昇して。 今回、ポプの公式下曲紹介したのをいいことに、先週書いたヤツとの微妙な続き。 スイマセンかなり今回コアだと思うこのSS。ある程度私と話をしてる人以外で分かったら結構すごい。
うん……まあ、やったもん勝ちだ(ぇぇ。
今回のカーニバル更新において、少しツッコミを入れたいところが。 ノクターンの曲紹介で、アルビレオに対してshioさんが仰っていた言葉。
『そして名前はある星座の一等星です。』
…えっと、突っ込んでいいですか。
アルビレオは一等星じゃありません。 白鳥座の一等星はデネブです。 アルビレオは有名な二重星です。主星がオレンジ色の3.1等級、伴星が青色の5.1等級です。
…なんでそんなこと知ってるかって? だって元・天文部だったもん私。
…えっと、ネタじゃなくって本当だから。高校時代と、大学でもちょっと。 元々アルビレオはとても綺麗な星の写真を見てからずっと好きだったので、知識はまだ残ってたみたい。 主星と伴星の等級までまだ覚えてるとは。多分色も等級も間違ってないよ。
まあ、ちょっとした訂正です。少なくとも、アルビレオは一等星ではないですから。 二重星だからって点で考えても、あわせて2.9等とか…そんなだった気がする。
最近のこの日記。ある言葉で検索して飛んでくること多数。 ちょっとしたアクセス解析があるので分かるんですけど……この言葉で検索されまくってます。
・耳コピ ・メガネロック ・フライングデュオ
……えっと、あの私の耳コピをお求めですかΣ(・ω・ノ)ノ
今日からソフトバンクとロッテのプレーオフですねー。私的にはロッテ応援します。今日は勝ったねーw
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| 2005年10月12日(水) |
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