| +-- ★すでにモコモコ。 --+ |
一瞬、目の前に鏡があるのかと思った。
自分と同じ髪の色、同じ瞳の色。 光に煌く金色の髪に、血を思わせるような赤い瞳。 年の頃は、まだ10歳くらいの少年…と言うならば自分も同じなんだが。
とにかく、同じ色彩をして…同じ顔をした者が、目の前にいた。
相手も驚いたように、やや呆然として…こちらを見つめているのが分かる。 その口が震え、言葉を紡ぎ出した。
「…君は誰?」 声まで同じだった。口調とかはちょっと違ったが。
「んーっと、それ俺も聞きたいんだけどな」 誰、と問うならばこちらも同じ心境。 全く同じ姿をした奴が目の前にいて、そいつが誰だか知りたいのは当たり前だろうか。
相手は少し困ったような表情になって、首を傾げる。 その時…髪に隠れていた首元が、少し露になった。そこには… 見覚えのある、印。
「……その、首元…ひょっとして、お前も俺と同じ?」 「……は?」 いきなりそう聞いた俺に、相手は間の抜けた声を漏らす。…いきなりじゃ仕方ないか。 自分の服の胸元を少し下げ、右の肩を服から少し出して見せた。
そこに刻まれていたのは、相手の首元にあったのと―――同じ印。
「私と…同じ?」 「…つー事は、アレか。お前も『創られし者』か?」 「…!?じゃあ、君が…」
少年が驚いた表情になって、何度も瞳を瞬かせる。 口調や表情の変わり方が全然違うのに、声や顔立ちそのものは全く同じで、正直違和感があるのだが…。
そうか。こいつは…俺と同じ時期に生まれた…いや、『創られた』存在だったのか。 『創られし者』は、身体に刻む印の形で、種別や生まれた時期を区別する。 …俺が『生まれて』から2年間、俺はコイツの事を見たことがなかったんだけど。
「おい、どこに行って…って、何だ、二人とも一緒だったのか」 聞き覚えのある声に俺が振り返ると、そこに居たのは…グレイの髪で、17、8才くらいの若い男。 俺たちの顔を交互に眺めると、にっと笑って…頭を撫でた。
「驚いただろ?…全く血が繋がってないのに、全く同じ姿してるんだからな」 「……コイツ、誰なんだ?」 何となくソイツをじろり、と睨み付けて俺は言う。
俺の視線に気づいたのか、彼は苦笑を浮かべて…言った。 「そう怒った顔をするなよ。…お前たちは、一部だけ同じ遺伝子配列を持った、一応…『兄弟』なんだから」
↑今回は分かりにくいのである程度ばらすと、オリジ話の番外です; まあ、オリジは今本編を書いてますが…時折、本編とは関係ない話を書きたくなる時もあるんですよ。 各キャラの過去話とか、日常の出来事を番外編みたいに書くのもいいかなーと。
…寒い。寒いよもうどうしよう; 変温動物かと思わせるほど平熱が低い私。爬虫類よろしく、寒くなると途端に動けません。 うああ、低血圧なのが問題か!問題なのか!?
…スイマセン、いっぱい服着てさっさと布団に入ることにします(ぇ。
寒い寒い寒いー!布団に入ってモモちゃん抱っこして寝ます。モモちゃん触り心地が良くてもうw
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| 2005年09月25日(日) |
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