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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2006年09月16日(土)
煌夜祭(多崎礼)

●購入 和書1冊¥945
煌夜祭(多崎礼)
内容(「BOOK」データベースより)
十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭―年に一度の語り部の祭。お話ししよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を…廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった―!第2回C・NOVELS大賞受賞作。


第二回C・NOVELS大賞「大賞」受賞作、だそうな。でも今日突然買ったのは、本の見返しの著者の言葉「もし、貴方が本屋さんにいるのなら、そっと周囲を見回してみて下さい。ストーカーのように貴方の動向を窺い、その後「ぎゃあ」と奇声を発して走り去る者がいたら、それは多分、私です。」というのが面白かったからという説もあり。


読了。おもしろかったです。内容は異世界が舞台の連作短編集? 沢山の島から構成される世界が舞台で、それぞれの島に独自の歴史があり、その歴史のいくつかの断片を語り部が語っていく、連作短編集。ちょっと十二国記みたいな、完成度の高い世界に浸って読んだ。続きは出るんだろうか。後書きによると次回作は、また別の世界が舞台らしいが。
久しぶりに本屋で本に呼ばれたから「・・・・・・おや?」と思ったんだけど、私のカンも捨てたもんじゃないなあと嬉しくなった。