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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2006年06月20日(火)
安政五年の大脱走(五十嵐貴久)

●読了:安政五年の大脱走(五十嵐貴久)
内容(「BOOK」データベースより)
安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める…。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快!驚愕!感動の娯楽大作。


穴掘り屋が出てきたーー!!調達屋も、指揮官も!話の大筋の流れも似てる。でも、その上でちゃんと時代ものになってるのが面白いと思った。オリジナルの部分と、『大脱走』の部分が混ざり合っていて完成度の高いエンターテイメントだと思った。面白かった。
私が唯一気になったのは姫のキャラクターくらい。男性陣、藩士たちは生き生きとして人間くさく描かれているのに、話の中心であるはずの姫だけはどういう女性なのかなかなか見えてこなかった。「頭がいい」「誇り高い」とかだけではなく、どういう人なのかが見えてくるともっと良かったと思う。まぁその点は男性作家だから仕方がないかもしれないし、第一タイトルが「安政五年の大脱走」ということは、話の主役は事件そのものなのだろうから。

毛糸でできたフェラーリ(情報元:KnitTatCrochet - 和文
12マイル分の毛糸を使って10ヶ月かかって編んだ実物大の車。うわあ、こういう意味不明なの大好き。