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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2006年05月13日(土)
途中の家(エラリイ・クイーン)

●読了:途中の家(エラリイ・クイーン)
ニューヨークとフィラデルフィアの中ほどにあるあばら家で殺人事件が起った。エラリイの手腕で被害者の男の意外な事実が暴露された。つまり彼は二つの町に妻を持つ二重結婚者だったのだ! 二人の妻はその名誉と潔白を賭して法廷に立つことになる。自選ベスト3に選ばれた、読者への挑戦状を付す迫力篇。

積読の山脈を崩して読んでみた。
2つの町にそれぞれ妻を持ち、2つの家庭を行ったり来たりしていた二重結婚者の男が被害者。2つの顔が入り混じる場である「途中の家」で殺されたことにより、事態が混乱していく。
設定が変わってておもしろいが、裁判シーンが延々と続くので全体的に回りくどくて読みにくかった。まぁ今となっては「二重結婚」という、それぞれの家で正しく「夫」と認識されているという状況に現実味が全然ないわけで(^^; そこがストーリーの肝だから文句をつけるわけにもいかないけれど、時代を感じた。