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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2005年09月24日(土)
Otto and the Bird Charmers(Charlotte Haptie)読了

▲CM
たのめーる(大塚商会)のCMが大好きです。あのさむいオヤジギャグ、ダジャレに飽きもせず受けまくってしまう。

●読了:Otto and the Bird Charmers(Charlotte Haptie)
オットーの生まれた町"The City of Trees"では、Karmideeと呼ばれる絨毯に乗れる者や半獣人、猫使いなどが、魔法と関わりのない一般市民Normalと共に生活している。"The City of Trees"は、元はといえばかつて外界を追われたKarmideeたちが自分たちだけの楽園を作ろうと築いた町だった。その歴史から"The City of Trees"の魔法と関わりのない一般市民はKarmideeを差別しており、魔法に関わりのあることは卑しむべきもの、という風潮が強い。そして、オットーの父アルバートは図書館司書をしている寡黙な人物だったが、実はKarmideeの「静かなる王」という隠れた顔を持っている。
そんな"The City of Trees"で最近大きな問題が持ち上がっている。ひとつは町にいつまでも春が来ず、雪に閉ざされた寒い冬のままであること。Bargain Huntersと呼ばれる盗賊団が犯罪を繰り返していること。時を同じくして、下町の毛糸屋をひとりで守っているMattieという少女が、家で小さな小さな人影とその足跡を見るようになった。さらに、オットーと友達になったSween Softlyという少年は、家族が誘拐されたと語る。これらの事件はやがてひとつに繋がり、オットーとその家族が事件の中心に・・・。


悪くなかったけど、話が分かりにくい。2〜7ページ程度の短い沢山の章に分かれていて、章ごとに場面が変わる。複数の場面が同時進行的していくので、途中で分からなくなって困った。整理しながら一気に読めれば、もっと楽しめたかもしれない。
全体的な印象は、前作で見られた特徴がより顕著に、規模が大きくなった感じ。細かい沢山の章に分かれていることもそのひとつ。"The City of Trees"という舞台設定に一番特徴がある。Karmideeと一般市民との対立が、前作よりハッキリと分かりやすく描かれている。今回の事件は終わったけど、もう一般市民は町から出て行ってもらったほうが良いんじゃないの?とか思った。

<前作>
原書:Otto and the Flying Twins
翻訳:オットーと空飛ぶふたご
 【レビュー

●図書館
とっても不幸な幸運(畠中恵)
比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス)
望楼館追想(エドワード・ケアリー) HC版
犬は本よりも電信柱が好き : 吉野朔実劇場(吉野朔実)

上の2冊は予約してた本。『望楼館追想』は書店で文庫を見てたら読みたくなった。レジに持って行きかけて、図書館に行けば良いんだと思って止めてしまった。うちから図書館までは徒歩4分! 『犬は本よりも電信柱が好き』はマンガなので、借りてきてすぐに読了。本の紹介をするといいつつ、作者の身の回りのことを描いたマンガ。エドワード・ゴーリーのところでニヤリ。