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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2004年06月04日(金)
あわれなエディの大災難(フィリップ・アーダー)@2/11章

●読書中:Awful End : Eddie Dickens Trilogy 1(Philip Ardagh)@2/11章
翻訳≫あわれなエディの大災難(フィリップ・アーダー)
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イギリスで人気を博した、子ども向けナンセンス・ユーモア小説。
両親が、「体が黄色くなって、はじっこが縮んでしまう」という奇病に犯され、「特製の氷を口に含み、熱湯のビンを山ほど抱えて」病の床に伏すことを余儀なくされたため、主人公エディは彼らの病室の(なぜか)洋服ダンスから現れ出でた「マッド・アンクル・ジャック」に引き取られる。そして始まるわれらが少年エディの大災難…。
6か月洗っていない皿でカビたチ―ズを出す宿の宿代を「魚の干物」で支払いながら、ジャック叔父、その妻モード、彼女がこよなく愛する「剥製オコジョ」のマルコム、そして道中に中途から参加する超クセ者旅芸人パンブルスヌークス氏の5人(?)のハチャメチャ珍道中が、ブリティッシュ・ブラック・ユーモアを満々とたたえて進行する。
つまるところ、完膚なきまでに荒唐無稽なキャラクターたち、そして彼らによる動機ゼロ、目的ゼロ、根拠ゼロの行為で満たされた、まったくもって人を食ったウルトラ・ナンセンス・ファンタジーである。しかも、あまりのばかばかしさにあっけにとられつつ読み進み、その速さに自分の英語力を思わず過大評価しつつ、「まんまとしてやられた」と読了してしまう。しかし、こんなに自由で楽ちんでいたずらな気持ちになれる読書体験の後味は、きわめて痛快なのだ。
ちなみにエディの災難(もとい、冒険)は、第2部Dreadful Acts、第3部Terrible Times にも続くらしい。懲りない読者としては、このフィリップ・アーダーというイギリス人の著者(もじゃもじゃのアゴヒゲ、2メートルの巨漢という)の確信犯的「いたずら」に、つい2度、3度と「してやられて」みたくなる。(石井節子)


洋書バーゲンで500円で買った本。ナンセンスで不気味な系統のわりと新しいシリーズ本の1作目。荒唐無稽でわけが分からないところが、はまれば面白いだろうな、と思って買った本だ。翻訳も出ているけど、これは英語で読んだ方がおもしろいだろうと思って。・・・つか、こういうのは日本語じゃマトモに読めないんじゃないかな・・・。
今、まだ最初の方をちょっと読んだだけ。そのうち(来週のいつか)気合入れて一気に終わりまで読んでしまおう。