☆検索して来た方、探しものは【HOME】右下のサイト内検索へ
最新 目次 MAIL

読書記録 / BBS
気になる本
雑記帳
みどりのアンテナ

Yesterday : Today


Amazon.co.jpへ


日記 Days Full of Excitement and Joy
みどり
MAIL
HOME



My追加


エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2003年10月16日(木)
小さなソフィーとのっぽのパタパタ(エルス・ペルフロム) 読了

●読了:『小さなソフィーとのっぽのパタパタ』(エルス・ペルフロム)
原題≫Kleine Sofie en Lange Wapper (Els Pelgrom)
ある晩、病気で寝ているソフィーの部屋で、不思議なことが起こりました。部屋じゅうの人形やぬいぐるみが動き出し、人形劇の舞台を作ってお芝居をする相談を始めたのです。ソフィーは思わず叫びました・・・・・・「わたしもそのお芝居に出たいわ!」 気がつくとソフィーは、一番お気に入りの人形・のっぽのパタパタと猫のテロールと一緒に、奇妙な世界にやってきていました。沼にはまったぬいぐるみのクマを助けたり、王さまに会いに出かけたり、帆船で海に乗り出して嵐におそわれたり、ソフィーたちは思いがけない冒険に巻き込まれていきます・・・・・。
オランダで、最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」と、最も優れた子どもの本の絵に贈られる「金の絵筆賞」をともに受賞。さらに「ドイツ児童図書賞」を受賞し、ヨーロッパ中で話題をさらった作品。


気分転換に(図書館で借りてきた)短い本を読んでみた。
中編ほどの長さで、昔話・童話のような展開の児童書。なにしろ「お芝居」「夢の中」「別世界」というコンセプトだから、ストーリーも整合性も何もあったもんじゃない。ただ次々とソフィーの危機と冒険が展開していくだけの話。この脈絡のなさと個々のエピソードの面白さが、なんだか懐かしい感じ。大人の目で見ると「ストーリーらしいストーリーがない」となるけど、子どもの頃は私もたしかにこういうのが好きだったな。
童話と同じように、個々のエピソードに裏の意味があると考えると興味深いかもしれない。印象的に残ったのは、ソフィーの髪の毛が全部抜けてしまうところ。ソフィーが重病患者で、話の最後に死んでしまうことを考えると、「良いことと悪いことのバランスを取るために髪が抜ける」というのは薬の副作用の暗喩・・・? なんて考えたりして。

The Lord of the Rings BBCラジオドラマ版
『旅の仲間』の終り(5枚目まで)。全13枚のうち、5枚が『旅の仲間』かぁ。

●ハロウィン本
月の後半に入ったのでリストを作成してみる(個人的に「月初めに読書予定リストを作ると絶対にその通り読めない」というジンクスを持っているので)。
Something Wicked This Way Comes(Ray Bradbury)≪読書中
October Country(Ray Bradbury)≪読書中
To Kill a Mockingbird(Harper Lee) 
Speaks the Nightbird: Judgement of the Witch(Robert McCammon)
Practical Magic(Alice Hoffman)
大量にあるアン・ライスの本(積読リスト参照

Lucinda's Secret : Spiderwick Chronicles, 3(Tony Diterlizzi,Holly Black)
京極夏彦の妖怪シリーズも。