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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2003年06月22日(日)
The Order of the Phoenix 1-4/38章

●読書中:Harry Potter and the Order of the Phoenix(J.K. Rowling) 1-4/38章
The Order of the Phoenixとは。"It's a secret society. Dumbledore's in charge, he founded it. It's the people who fought against You-Know-Who last time."(byハー UK版HC 65p)
というわけで、タイトルの訳は『〜勲章』よりも『ハリー・ポッターと不死鳥の(フェニックス)騎士団』がよろしいかと。不死鳥のように蘇る! いいじゃない。
4章まで読んで、テンションが高いのに感心した。シリーズものをファンに納得行くように続けていくのって、とても難しいと思うんだけど・・・『大地の子エイラ』みたいな例もあるように、長ければいいってものでもないし。最初からぐいぐい引きこまれてビックリ。いいねぇ、やっぱりハリポタは好き〜。

1, Dudley Demented(狂ったダドリー)
ロン、ハー、シリウスたちから何も連絡がなく、Voldemortの情報も得られないままひとり取り残されてイライラしているハリー。こんなことをしてる場合じゃないのに!ダズリー夫妻は相変わらずだし、ダドリーは子分たちを引き連れて、公園を破壊して回ったり、小さな子をリンチして喜んでいる。イライラしながら夕方の散歩に出かけたハリーは、ダドリーと行き会ってケンカを始める。と、そこへなんとDementorが現われる。

demented=発狂した ・・・タイトルからすごいし。Dementedってまさか・・・と思ったら、最初の章からDementorが登場!!Σ( ̄□ ̄; 前の巻からの連続性が強くて、「ダズリー家との戦い→ロンの家へ行って楽しい夏休み→みんなで学校へ」っていう定型が崩れている。魔法界の人たちから連絡がないって、そっちの方にも色々事情があるんだろうけど、取り残されるのは辛いよねぇ。しかし、難しくなってるなぁ。1回だけじゃ分からなくて、冒頭に戻ってもう一度読んでしまった。


2, A Peck of Owls(フクロウのついばみ)
Mrs Figgが魔女で、ダンブルドアの密命を受けていたこと、ハリーに見張り(護衛)がつけられていたことが判明。グッタリしたダズリーを抱えて家に帰るが、おじさん、おばさんに口々に「お前がやったんだろう」と責められる。そこへMinistry of Magicから手紙が来て、Dementorと戦った時に魔法を使ったことが規則違反だと責められるハリー。ホグワーツも退学と書かれた手紙を読んで、納得できずにイライラがつのり、ハリーはDementorのこと、Lord Voldemortのことを説明し始める。

ペチュニアおばさんの発言と態度にびっくり!Voldemortが生きてると知ってショック受けるところは、ちょっとうるっとしてしまった。15年も通じ合えないままだったのに、突然こんな風に通じ合うことってあるのか。そうよね、バーノンおじとハリーは他人だけど、ペチュニアおばとハリーは血が繋がってるんだった、と思った。


3, The Advance Guard(前衛部隊)
ダズリー一家が留守中のプリベット通り4番地に魔法使いの集団が現われ、ハリーはロンドンの本部(headquarter)へ護衛されて行くことに。ロンドンについたハリーは"The headquarters of the Order of the Phoenix may be found at number twelve, Grimmauld Place, London"というメモを覚えるように言われる。前衛部隊メンバー:Alastor(Mad-Eye)Moody, Remus Lupin, Nymphadora Tonks(女), Kingsley Shacklebolt(男), Elphias Dog(男), Emmeline Vance(女), Sturgis Podmore(男), Hestia Jones(女)

うわ〜お、MoodyにLupinだって! 魔法使いがダズリー家の台所にたまって、物珍しそうに電子レンジをいじくり回したり、ポテトの皮むき器に大笑いしてるところとか、想像するとすごく面白い。Tonksもいいなぁ。"Locomotor trunk"の呪文、私も使いたい(笑


4, Number Twelve, Grimmauld Place(グリモールド・プレイス 12番地)
グリモールド・プレイス12番地は、9と3/4番線と同じように、普通の人には見えない家。11番地と13番地の間に入ってゆく一行を、ミセス・ウィーズリーが迎える。大人たちがThe Ordersのミーティングをしている間、ハリーはロン、ハーと再会。が、要領を得ない2人の話に苛立って、切れて怒鳴る。フレッド、ジョージ、ジニーと再会。The Ordersのミーティングにはスネイプも出ている様子。

ハリーが切れるところがよかった。ハリーに同化して情報の少なさにイライラしてたから、ロン&ハーに向かって怒鳴るところは、八つ当たり入ってると分かってても、かなり気持ちがよかった。ハリーをこんな精神状態にしておいてまで状況を隠す理由って、一体何だろう。それから、パーシー!どうせなら、立場を生かしてダブルスパイになったらどうなのよ!!