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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2003年02月08日(土)
『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司)読了

しかし、ブックオフとかCD屋(どことは言わないけど)っていうのは、どうしていつもあんなにウルサイんだろう。行くたびに「騒音度数は安さと正比例する」と、しみじみ思ってしまうわけで・・・普通の書店で音楽や店員の声がうるさくて我慢できないって話は聞かないし、飲食店や洋服屋も大抵そうだわねぇ。CD屋も、音と映像を売る所なんだから、もうちょっと音に敏感になって欲しいよ。せめてヒーリング&クラシックコーナーの視聴機の真上で、大音量のロックを流すのは止めろ!聴いてみる気も買う気も失せるわ。

●読了:『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司)
<内容>
北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。

変わった話だった。読み応えがあっておもしろい。「館もの」とでも言うのか、主役は刑事や探偵や容疑者たちの誰でもなくて、斜め屋敷そのものという感じ。迷路のように入り組んだ屋敷の構造の説明、それから誰がどこに泊まっていて、鍵は・・・という説明が延々と続く。1冊かけて密室殺人の舞台装置を解明していくようだった。私はそこが面白くて「変なの〜!」と思いながら一気に読んでしまったのだけど、好き嫌いがハッキリ分かれそうな話だ。こういう場所を考案して、殺人事件を起こしてしまった作者も相当変わってると思った(笑)おなじ館ものでも、『十角館の殺人』(綾辻行人)のような、冷たく突き放した感じや、不条理な感じがない。人物を描写する視線が柔らかくて愛があるのが、非常に私好みで読みやすかった。次の島田荘司本は『水晶のピラミッド』(すぐ読むかどうかはわからないが・・・)。

●買った本
『HUNTER×HUNTER 16巻(冨樫義博)¥409
絶好調のグリードアイランド編。いつかWJで読んだ時にも日記で書いたけど、NO.159『恋愛都市アイアイ』の2p目(114p)のヒソカが大のお気に入りだ(笑